ガラスの黄色電車ブローチ

ガラスに電車の絵を描いて裏にピンを付けたブローチです。 尾道の工房の前には山陽本線の線路があり、様々な電車が走っています。 その中でも黄色い電車はひときわ目立っていますが、派手な黄色と古びた尾道の町並みが妙にマッチして溶け込んでいます。 ガタガタと騒がしいですが、丸みがあってかわいい形なので作品にしたくなりました。 裏にブローチピンが付いています。ブローチとして服の他にもかばんや帽子に付けて楽しんでください。 山吹色のガラスを四角くカットした後、ガラスの表面にステンドグラス用の絵具で線を描いて電気釜で数時間かけて焼き付け、その後窓の部分に白い絵具で着色し再び電気釜で焼き付けます。そのあとそのガラスの周りに銅のテープを巻き、銅のテープの部分にハンダ（金属）を付けていきます。上には針金で電車のパンタグラフを作り、下の部分には２カ所ハンダを盛り上げて車輪を表現しました。 焼き付けた絵具の部分は簡単にははがれませんが、色調が多少変わる場合があります。 ガラス部分（着色部分も含め）の汚れ落としはメラミンスポンジがおすすめです。 ハンダの部分は時間経過とともに多少のくすみが生じアンティークな質感になります。汚れが染み込むことがありませんので乾いた布で拭いていただければ汚れは取れます。 ガラスですので落下など強い衝撃が加わると割れたり、欠け、ヒビなどが生じることがありますが、周りを金属（ハンダ）で覆っていますので当ギャラリーで販売している金属で覆われていない作品より壊れにくいと思います。 はんだは、「鉛不使用はんだ」を使用しています。 ガラスと金具部分の大きさ：タテ30㎜　ヨコ45㎜　厚み10㎜（おおむねの数値です。）