こちらの品は1巻(其の一)・2巻(其の二)3巻(其の三)の3巻セットの販売となります。
こちらの品は「受注製作」で、注文を頂いてから製作致します。
発送までに14日のお時間を頂いておりますので、ご了承の上ご注文くださいませ。
日本の怪談の中では、私は牡丹灯籠が一番怖いと感じ、また一番好きでもあります。
個人的には怪談ものは少々苦手ではありますが(怖がりなので)豆本にしてみました。
怪談牡丹灯籠(其の一)-三遊亭圓朝
<スリップケース入り>
--*--*--*--*--*--
著者:三遊亭圓朝
第1巻(其の一)ケース入りサイズ:H57×W51×D20mm
第2巻(其の二)ケース入りサイズ:H57×W51×D17mm
第3巻(其の三)ケース入りサイズ:H57×W51×D20mm
本 文:書籍用紙にレーザープリントの両面印刷
頁 数:第1巻(其の一):229頁
頁 数:第2巻(其の二):196頁
頁 数:第3巻(其の三):239頁
表 紙:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様
内側の表紙はろうけつレザック赤
ケース:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様
製 本:糸綴じ/ハードカバー/丸背
--*--*--*--*--*--
【概要】
牡丹灯籠(ぼたん どうろう)、怪談牡丹灯籠は、明治の三遊亭圓朝25歳の時の作品。落語の怪談噺。
江戸時代末期の1861~1864年頃、浅井了意による怪奇物語集『御伽婢子』、深川の米問屋に伝わる怪談、牛込の旗本家で聞いた実話などに着想を得て創作された。速記本が1884年(明治17年)に刊行されている。
このうち『御伽婢子』(寛文6年、西暦1666年刊)は、中国明代の怪奇小説集『剪灯新話』に収録された小説『牡丹燈記』を翻案したもので、若い女の幽霊が男と逢瀬を重ねたものの、幽霊であることがばれ、幽霊封じをした男を恨んで殺すという話だった。 圓朝はこの幽霊話に、仇討や殺人、母子再会など、多くの事件と登場人物を加え、それらが複雑に絡み合う一大ドラマに仕立て上げた。 圓朝没後は、四代目橘家圓喬・五代目三遊亭圓生・六代目三遊亭圓生・五代目古今亭志ん生・初代林家彦六など歴代の大真打が得意とした。
明治25年(1892年)7月には、三代目河竹新七により『怪異談牡丹灯籠』(かいだん ぼたん どうろう)として歌舞伎化され、五代目尾上菊五郎主演で歌舞伎座で上演されて大盛況だった。
以後、演劇や映画にも広く脚色され、特に二葉亭四迷は圓朝の速記本から言文一致体を編み出すなど、その後の芸能・文学面に多大な影響を与えた。
現代では「四谷怪談」や「皿屋敷」と並び日本三大怪談と称せられるが、広く知られる『お露の亡霊に取り憑かれた新三郎の悲劇』は、本来の長編から前半の中心部分を切り取って仕立て直した短編にあたる。
『剪灯新話』は、中国から伝えられたのち、江戸中期の怪談集「奇異雑談集」・「伽婢子」に翻案され、そのモチーフは上田秋成の「雨月物語」・山東京伝の「復讐奇談安積沼」などの読本、四代目鶴屋南北の脚本「阿国御前化粧鏡」に採用されるなど、日本でもなじみ深いものであった。現行の「牡丹灯籠」はそれらの先行作を発展させたものである。 『伽婢子』版牡丹灯籠に登場する男の名前は「荻原新之丞」であり、圓朝はこれに着想を得たものと考えられる。
【あらすじ】
浪人の萩原新三郎は、ふとしたことから旗本飯島平左衛門の娘、お露と知り合う。お互いに一目惚れしたふたりは理無い仲となり、お露は夜ごと牡丹灯籠を下げて新三郎の元を訪れ、逢瀬を重ねる。しかし、お露の正体は怨霊/亡霊だった。 日ごとやつれてゆく新三郎に旅の修験者/寺の和尚が真言(マントラ)とお札を授け、家中の戸にこれを貼って期限の日まで籠もり、夜が明けるまで決して出てはならない、と告げる。 言われたとおりに新三郎が閉じ籠もっていると、毎晩お露は家の周りを回りながら、中に入れず恨めしげに/悲しげに呼びかけてくる。 最終日、新三郎は、朝になったと騙されて/命よりお露への想いを優先して、自らお札を剥がして外へ出る。
※フォントサイズは小さめですが、判読できる豆本です。
無謀にも?ルビもふってありますが、ルビもかろうじて判読できます。
本文は糸で綴じてあり背は丸背、開きやすく丈夫な上製本豆本です。
よほど手荒に扱わない限り、壊れることはほとんどありませんので、安心して180度開いてお読みになれます。
綴じから組み立てまですべて手作業にて丁寧に製作しております。
乱丁・落丁はお取替え致します。
こちらの品は1巻(其の一)・2巻(其の二)3巻(其の三)の3巻セットの販売となります。
こちらの品は「受注製作」で、注文を頂いてから製作致します。
発送までに14日のお時間を頂いておりますので、ご了承の上ご注文くださいませ。
日本の怪談の中では、私は牡丹灯籠が一番怖いと感じ、また一番好きでもあります。
個人的には怪談ものは少々苦手ではありますが(怖がりなので)豆本にしてみました。
怪談牡丹灯籠(其の一)-三遊亭圓朝
<スリップケース入り>
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著者:三遊亭圓朝
第1巻(其の一)ケース入りサイズ:H57×W51×D20mm
第2巻(其の二)ケース入りサイズ:H57×W51×D17mm
第3巻(其の三)ケース入りサイズ:H57×W51×D20mm
本 文:書籍用紙にレーザープリントの両面印刷
頁 数:第1巻(其の一):229頁
頁 数:第2巻(其の二):196頁
頁 数:第3巻(其の三):239頁
表 紙:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様
内側の表紙はろうけつレザック赤
ケース:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様
製 本:糸綴じ/ハードカバー/丸背
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【概要】
牡丹灯籠(ぼたん どうろう)、怪談牡丹灯籠は、明治の三遊亭圓朝25歳の時の作品。落語の怪談噺。
江戸時代末期の1861~1864年頃、浅井了意による怪奇物語集『御伽婢子』、深川の米問屋に伝わる怪談、牛込の旗本家で聞いた実話などに着想を得て創作された。速記本が1884年(明治17年)に刊行されている。
このうち『御伽婢子』(寛文6年、西暦1666年刊)は、中国明代の怪奇小説集『剪灯新話』に収録された小説『牡丹燈記』を翻案したもので、若い女の幽霊が男と逢瀬を重ねたものの、幽霊であることがばれ、幽霊封じをした男を恨んで殺すという話だった。 圓朝はこの幽霊話に、仇討や殺人、母子再会など、多くの事件と登場人物を加え、それらが複雑に絡み合う一大ドラマに仕立て上げた。 圓朝没後は、四代目橘家圓喬・五代目三遊亭圓生・六代目三遊亭圓生・五代目古今亭志ん生・初代林家彦六など歴代の大真打が得意とした。
明治25年(1892年)7月には、三代目河竹新七により『怪異談牡丹灯籠』(かいだん ぼたん どうろう)として歌舞伎化され、五代目尾上菊五郎主演で歌舞伎座で上演されて大盛況だった。
以後、演劇や映画にも広く脚色され、特に二葉亭四迷は圓朝の速記本から言文一致体を編み出すなど、その後の芸能・文学面に多大な影響を与えた。
現代では「四谷怪談」や「皿屋敷」と並び日本三大怪談と称せられるが、広く知られる『お露の亡霊に取り憑かれた新三郎の悲劇』は、本来の長編から前半の中心部分を切り取って仕立て直した短編にあたる。
『剪灯新話』は、中国から伝えられたのち、江戸中期の怪談集「奇異雑談集」・「伽婢子」に翻案され、そのモチーフは上田秋成の「雨月物語」・山東京伝の「復讐奇談安積沼」などの読本、四代目鶴屋南北の脚本「阿国御前化粧鏡」に採用されるなど、日本でもなじみ深いものであった。現行の「牡丹灯籠」はそれらの先行作を発展させたものである。 『伽婢子』版牡丹灯籠に登場する男の名前は「荻原新之丞」であり、圓朝はこれに着想を得たものと考えられる。
【あらすじ】
浪人の萩原新三郎は、ふとしたことから旗本飯島平左衛門の娘、お露と知り合う。お互いに一目惚れしたふたりは理無い仲となり、お露は夜ごと牡丹灯籠を下げて新三郎の元を訪れ、逢瀬を重ねる。しかし、お露の正体は怨霊/亡霊だった。 日ごとやつれてゆく新三郎に旅の修験者/寺の和尚が真言(マントラ)とお札を授け、家中の戸にこれを貼って期限の日まで籠もり、夜が明けるまで決して出てはならない、と告げる。 言われたとおりに新三郎が閉じ籠もっていると、毎晩お露は家の周りを回りながら、中に入れず恨めしげに/悲しげに呼びかけてくる。 最終日、新三郎は、朝になったと騙されて/命よりお露への想いを優先して、自らお札を剥がして外へ出る。
※フォントサイズは小さめですが、判読できる豆本です。
無謀にも?ルビもふってありますが、ルビもかろうじて判読できます。
本文は糸で綴じてあり背は丸背、開きやすく丈夫な上製本豆本です。
よほど手荒に扱わない限り、壊れることはほとんどありませんので、安心して180度開いてお読みになれます。
綴じから組み立てまですべて手作業にて丁寧に製作しております。
乱丁・落丁はお取替え致します。
サイズ
第1巻(其の一)ケース入りサイズ:H57×W51×D20mm 第2巻(其の二)ケース入りサイズ:H57×W51×D17mm 第3巻(其の三)ケース入りサイズケース入りサイズ:H57×W51×D20mm
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