灯火鬼灯 簪 吉兆々

娘が蝶々を捕まえてきたらしい そんなはずないのに 蝶々などいないはずである 何故ならば冬だから 連日雪のニュースが流れているというのに 「お母さん見て！」 と閉じた手のひらを娘が突き出してくる 手が開くとそこに確かに居たのである だが、飛ぶこともせず、こちらをじーっと見ている どこか気味が悪い 娘に逃がしてくるように言う 「この子何度でも戻ってくるの」 私が蝶々を受け取り家の近くの十字路まで行って離してくる 飛んだと思ったら家の方向に飛び始めた そして玄関の扉をすり抜けた 見間違えだと、そんなことはないと玄関の扉を恐る恐る開ける 靴箱の上にじっとこっちを見ながら蝶々は止まっていたのだ 諦めて暖房の近くに連れていく 脱脂綿に砂糖水を含ませて近くに置いて好きなだけ居ればいいさと笑い娘に世話を頼む それからである 毎日の様に家に金が置かれるようになったのは .☆.｡.:.+*:ﾟ+｡　.ﾟ･*..☆.｡.:*・°.*･ﾟ　.ﾟ･*..☆.｡.:*・°.*･ﾟ　.ﾟ･*..☆. 蝶々がいっぱいの鬼灯簪です。 中の実と軸に蝶々がいます。 華やかさがある水色のガラスビーズを付けました。 紐は落ち着いたエンジ色。 1番大きい鬼灯よりも1回り小さめで使いやすくインパクトも損なってません。 軸の柄は4面タイプです。 作品の性質上、気泡が膜に入っています。 蓄光オレンジが入っております、暗いところでぼんやりと光ります。 蓄光オレンジの蓄光性は青蓄光や緑蓄光に劣ります、ご了承下さい。 写真の光っている例は別の作品の写真です。 紐は簡単に蝶結びをしてあります。あまり強く引っ張ったりしないでください。 左利きでも右利きでも使えるように紐を固定しないように仕様変更しました。 紐が解けてしまって使いづらいという方は個人で接着剤等で固定お願いします。 こちらも使用変更で、左利きでも右利きでも使用して頂いた時に軸の柄が出るように裏以外の面に絵柄が入っております。 軸長さ、約15cm 飾り部分サイズ、約3×2cm