再版依頼あるのみ再版します。
ご覧くださいましてありがとうございます。
犬張子 は、犬の形をした張り子細工の玩具を犬張子と言います。
子どもの祝い事に犬張子を贈った理由としては、犬が「正直で魔を除き、主恩を忘れず、お産が軽くて生育がよい」(【資料1】『日本郷土玩具事典』)とされたためです。
元来「災厄を負わせるものとして、貴族が身辺に置いたり、小児の枕頭に置いたりしたもの」(【資料2】『図説日本の人形史』)ですが、時代が下って江戸時代頃には粗製化され、一般的な玩具として広まりました。
「明治の末ころまでは出生の子どものため、宮詣りを行い親類縁者への挨拶をするとき、この玩具は祝品として贈られたものであった」(【資料4】『日本の人形と玩具』)と言います。
また、大正年間から昭和の初め頃までは「でんでん太鼓を生麻で結びつけ」(【資料3】『日本人形玩具辞典』)贈る風習がありました。
初宮参り は、子供が誕生して約1ヶ月目に神社へ参拝する行事です。
子供が約1ヶ月育ったことを祝い(昔は生後1ヶ月まで育たない子供が多かった)、氏神様(生まれた土地の神様)に参拝することで、一人前の氏子(神様の加護を受ける人間)として認めてもらい、健やかな成長を願う意味があります。初宮参り に 犬張り子 を用いるのは 名古屋 の 熱田神宮 が発祥といわれます。
犬の子は病気をせずにスクスク育つことから、「犬の子のように丈夫に元気に育つように」 との願いを込めて、犬張り子を用います。
犬張り子と一緒に、「扇子」 「お金」 「でんでん太鼓」 を麻で結び、子供を抱いた背中の羽織ヒモにぶら下げます。
それぞれに意味があります。
扇子(末広)・・・・・・末広がりに人生が開けるように
お金・・・・・・お金に不自由しないように
デンデン太鼓・・・・・・元気に育つように、裏表の無い子どもに育つように
使用後の犬張り子は、3歳の宮参り(七五三)の時に神社に奉納します。
3歳に育つまで、犬張り子が子供の身代わりとなって災厄をかぶるので、3歳を過ぎたら、必ず神社に奉納して下さい。
もし、古い犬張子で残っているものがあれば、この機会に、一緒に奉納すると良いでしょう。
正しくは男子は生後31日目、女子は生後30日目に行いますが、実際には、赤ちゃんの発育や体調に応じて、生後約1ヶ月~3ヶ月程度で日柄や天気の良い日を選んで行います。
氏神様の加護を受ける行事なので、できるだけ地元の神社に参拝します。
地元の複数の神社を巡る場合は、時計回り(左回り)に巡り、できるだけ同じ道を引き返さないようにします。
アーティフィシャルフラワーは桜マム以外は季節により花材が変わるため多少変わる場合がございますのでご了承くださいませ。
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犬張子 は、犬の形をした張り子細工の玩具を犬張子と言います。
子どもの祝い事に犬張子を贈った理由としては、犬が「正直で魔を除き、主恩を忘れず、お産が軽くて生育がよい」(【資料1】『日本郷土玩具事典』)とされたためです。
元来「災厄を負わせるものとして、貴族が身辺に置いたり、小児の枕頭に置いたりしたもの」(【資料2】『図説日本の人形史』)ですが、時代が下って江戸時代頃には粗製化され、一般的な玩具として広まりました。
「明治の末ころまでは出生の子どものため、宮詣りを行い親類縁者への挨拶をするとき、この玩具は祝品として贈られたものであった」(【資料4】『日本の人形と玩具』)と言います。
また、大正年間から昭和の初め頃までは「でんでん太鼓を生麻で結びつけ」(【資料3】『日本人形玩具辞典』)贈る風習がありました。
初宮参り は、子供が誕生して約1ヶ月目に神社へ参拝する行事です。
子供が約1ヶ月育ったことを祝い(昔は生後1ヶ月まで育たない子供が多かった)、氏神様(生まれた土地の神様)に参拝することで、一人前の氏子(神様の加護を受ける人間)として認めてもらい、健やかな成長を願う意味があります。初宮参り に 犬張り子 を用いるのは 名古屋 の 熱田神宮 が発祥といわれます。
犬の子は病気をせずにスクスク育つことから、「犬の子のように丈夫に元気に育つように」 との願いを込めて、犬張り子を用います。
犬張り子と一緒に、「扇子」 「お金」 「でんでん太鼓」 を麻で結び、子供を抱いた背中の羽織ヒモにぶら下げます。
それぞれに意味があります。
扇子(末広)・・・・・・末広がりに人生が開けるように
お金・・・・・・お金に不自由しないように
デンデン太鼓・・・・・・元気に育つように、裏表の無い子どもに育つように
使用後の犬張り子は、3歳の宮参り(七五三)の時に神社に奉納します。
3歳に育つまで、犬張り子が子供の身代わりとなって災厄をかぶるので、3歳を過ぎたら、必ず神社に奉納して下さい。
もし、古い犬張子で残っているものがあれば、この機会に、一緒に奉納すると良いでしょう。
正しくは男子は生後31日目、女子は生後30日目に行いますが、実際には、赤ちゃんの発育や体調に応じて、生後約1ヶ月~3ヶ月程度で日柄や天気の良い日を選んで行います。
氏神様の加護を受ける行事なので、できるだけ地元の神社に参拝します。
地元の複数の神社を巡る場合は、時計回り(左回り)に巡り、できるだけ同じ道を引き返さないようにします。
アーティフィシャルフラワーは桜マム以外は季節により花材が変わるため多少変わる場合がございますのでご了承くださいませ。