エゾシカ革で作ったサーミブレスレット　四つ編み

北欧スウェーデン、ノルウェー、フィンランドそしてロシアにまたがる地域ラップランドの先住民族サーミ。 トナカイの遊牧を主な生業にしているサーミは、季節によって移動して暮らしてします。 サーミはトナカイの肉を食べ、革を衣料として無駄なく利用してきました。その生活の中で生まれたブレスレットにはピューターワイヤーが使われ、その模様にはさまざまな意味が込められていると言われています。 サーミの人々は最も身近であったトナカイの革と角を利用していましたが、日本ではトナカイは生息しておらず、輸入に頼るしかありません。 北海道では近年、エゾシカが増え害獣駆除の対象となり駆除されています。 その8割以上は利用されることなく、処分されています。 サーミの人々と同じ材料で作るよりも、サーミの人々の精神と同じような価値観で、命を奪ってしまったのならちゃんと利用したいとの思いから、今回エゾシカの革と角を利用してブレスレットを制作しました。 サイズは16.5センチと17.5センチの2サイズ用意しています。 手首のサイズを測っていただいて、プラス1センチした数値がおおよそのブレスレットの適正サイズです。