jewelpatchwork 2022 初夏
hello swallow
これはファブリックではなくマルチクロスとして発売されていたものを素材として使っています。
今季に発表されたもので、涼やかで風を感じる燕がサラッとしたリネンにプリントされています。
今回はこの素敵な素材をメインに、jewelpatchworkを作りたいとおもいいろいろ考えてるうちに、組み合わせや切り取り方により、燕の表情が違うように見えてきて、それを活かせたら良いなということで。
3種類のデザインで今の季節の夜から朝をテーマに組んでみました。
一つ目
"夜更け"
調べてみたら、夜更けの定義って結構色々あって、それにより時間帯も異なるのですが、まぁ大体イメージは夜中の0時から3時位。どっぷり夜。
ネイビーや濃いめのブルー、グレーのdop地を中心にまとめた生地使いで少し重めの印象にまとめました。刺繍糸はしっかり目のイエローゴールドにして、星のようなアクセントにしました。
なんか柄としては飛んでる燕なのだけど、なんとなくぼんやり寝ているように見えるかなみたいな配置を切り取りました。
内側の綿生地はネイビーと最後まで迷いに迷ってダークグレーにしました。なんかネイビーだと決まりすぎちゃうというか、冬の夜みたいなイメージになる気もして。その点ダークグレーだと少し抜けるというか風も通るかなみたいな。そんな感じで。
二つ目
"夜明け"
これは朝の4時から6時くらいかな。
早起きした時に窓から見える風景や、そのひんやりとしたこの季節ならではの空気感をイメージしました。
人が出歩いていなくて草花だけが呼吸してる感じ。
skipとohayoのブルーを入れて、あとはそれより薄めのブルー、グレーでまとめました。ちなみにこれはgo!のlight grayの無地部分と、tambourine blue。
刺繍糸は黄みよりのシャンパンゴールド。
実はシャンパンゴールド的な色はすごい近い色で2色持ってて、黄みっぽいのと青っぽいのと。写真ではあんまり伝わらないと思うけど、刺繍する生地に合わせて使い分けてるのです。
微妙なニュアンスで結構印象変わるんですよね。
内側の綿生地はこれもまたライトグレーとベージュで迷いまくってベージュに。トーンは同じくらいなのですがなんとなく暖色の方がひんやりながらも寒すぎなくてこの季節の感じが出るかなと。
三つ目
"朝"
これはpatchworkではなくjewel stetchなのですが、ほぼ日オリジナルサイズ1点のみのお作りです。
夜更けと夜明けは一つの窓に大体1羽ずつの燕を選んで配置してたので、その子を見るイメージなのですが、こちらはなんかパワーや勢いを出したかったので全体像で魅せる感じで作りました。引きで見るとなんか急に飛んでる感じが出て。
夜が明けて、1日の始まりに活動し始めるイメージ。
金糸で額縁のように刺繍を載せてるのですが、あえて額縁の中に燕を入れるのではなく、外すことでより動きが出るかなと考えて配置しました。大きい窓から外を見た感じで。
内生地はこれも散々悩みまして、ネイビーに。ぼんやりした色使いではなく、表地の明るさに対してはっきりした濃い色を入れることで、起きてる感じというか、冴えてる感じというかを表現したいなと思いました。
jewelpatchwork 2022 初夏
hello swallow
これはファブリックではなくマルチクロスとして発売されていたものを素材として使っています。
今季に発表されたもので、涼やかで風を感じる燕がサラッとしたリネンにプリントされています。
今回はこの素敵な素材をメインに、jewelpatchworkを作りたいとおもいいろいろ考えてるうちに、組み合わせや切り取り方により、燕の表情が違うように見えてきて、それを活かせたら良いなということで。
3種類のデザインで今の季節の夜から朝をテーマに組んでみました。
一つ目
"夜更け"
調べてみたら、夜更けの定義って結構色々あって、それにより時間帯も異なるのですが、まぁ大体イメージは夜中の0時から3時位。どっぷり夜。
ネイビーや濃いめのブルー、グレーのdop地を中心にまとめた生地使いで少し重めの印象にまとめました。刺繍糸はしっかり目のイエローゴールドにして、星のようなアクセントにしました。
なんか柄としては飛んでる燕なのだけど、なんとなくぼんやり寝ているように見えるかなみたいな配置を切り取りました。
内側の綿生地はネイビーと最後まで迷いに迷ってダークグレーにしました。なんかネイビーだと決まりすぎちゃうというか、冬の夜みたいなイメージになる気もして。その点ダークグレーだと少し抜けるというか風も通るかなみたいな。そんな感じで。
二つ目
"夜明け"
これは朝の4時から6時くらいかな。
早起きした時に窓から見える風景や、そのひんやりとしたこの季節ならではの空気感をイメージしました。
人が出歩いていなくて草花だけが呼吸してる感じ。
skipとohayoのブルーを入れて、あとはそれより薄めのブルー、グレーでまとめました。ちなみにこれはgo!のlight grayの無地部分と、tambourine blue。
刺繍糸は黄みよりのシャンパンゴールド。
実はシャンパンゴールド的な色はすごい近い色で2色持ってて、黄みっぽいのと青っぽいのと。写真ではあんまり伝わらないと思うけど、刺繍する生地に合わせて使い分けてるのです。
微妙なニュアンスで結構印象変わるんですよね。
内側の綿生地はこれもまたライトグレーとベージュで迷いまくってベージュに。トーンは同じくらいなのですがなんとなく暖色の方がひんやりながらも寒すぎなくてこの季節の感じが出るかなと。
三つ目
"朝"
これはpatchworkではなくjewel stetchなのですが、ほぼ日オリジナルサイズ1点のみのお作りです。
夜更けと夜明けは一つの窓に大体1羽ずつの燕を選んで配置してたので、その子を見るイメージなのですが、こちらはなんかパワーや勢いを出したかったので全体像で魅せる感じで作りました。引きで見るとなんか急に飛んでる感じが出て。
夜が明けて、1日の始まりに活動し始めるイメージ。
金糸で額縁のように刺繍を載せてるのですが、あえて額縁の中に燕を入れるのではなく、外すことでより動きが出るかなと考えて配置しました。大きい窓から外を見た感じで。
内生地はこれも散々悩みまして、ネイビーに。ぼんやりした色使いではなく、表地の明るさに対してはっきりした濃い色を入れることで、起きてる感じというか、冴えてる感じというかを表現したいなと思いました。