鉱物は色、形それぞれ個性があって面白いものですが、中でもアゲート(瑪瑙)は色も模様も種類が豊富な鉱物です。
今回入手しましたのはゴビ砂漠の地表でみつかるというゴビアゲート!
複雑怪奇、個性的な石たちをピアスに!
(以下鉱物解説!興味の無い方は罫線まで飛ばしてください)
アゲート。和名は瑪瑙(メノウ)です。
その名前を聞いたことがある方は多いと思います。
アゲートの呼び名の由来は産出した川の名前である、ギリシャ語の「achates」和名の「瑪瑙(メノウ)」は、石の外観が馬の脳に似ているため名付けられたそうです。
アゲートが分類される「石英」という鉱物のグループには、結晶の状態によって様々な色形、名前のものがあります。
同じ「石英」でも結晶が大きく育ったものを「水晶」小さな結晶が集まっているものを「カルセドニー(玉髄)」と言います。アゲートは目に見えない小さな結晶が集まってひとつの石になっているので、カルセドニーの一種です。また、カルセドニーの中でも半透明で縞模様がきれいなものを「アゲート」不透明なものを「ジャスパー」半透明でほとんど模様がないものを「カルセドニー」と呼ばれています。
アゲートと名の付いた鉱物の種類を幾つかご紹介します!
「バンデットアゲート」(シマメノウ)
アゲートと聞いてまず思い浮かべられるのが、白や黒、黄色・赤など…様々な色の縞模様ではないでしょうか。
縞模様のものは、産地や色に関係なく「バンデットアゲート」と呼ばれます。白い縞の入ったオニキスや、赤と白の縞模様のサードオニキスもこの仲間です。産地の名前を取って「ボツワナアゲート」「チベットアゲート」などと呼ばれることもあります。アゲート自体はブラジル、ウルグアイ、マダガスカル、インド、エジプト、ギリシャ、中国、インドネシア、ドイツ、日本と世界各国で産出されますが、産地によって色や模様が違っているのが面白いです。
「デンドリティックアゲート」(デンドライトアゲート)
アゲートの中に二酸化マンガンや酸化鉄が入り込み、樹木状の黒い内包物を作りだしているものを、デントリティックアゲートと呼びます。透明または半透明の白や黄色の地に、シダのように枝を伸ばす様子は、窓の外の景色や風景画を見ているようで、とてもきれいです。風景のように見えるものは「ランドスケープアゲート」とも呼ばれます。
「モスアゲート」
石の中に本物の苔が入り込んでいるように見えるものは、その名の通り「モスアゲート」と呼ばれています。中に入り込んでいるのは当然ながら苔ではなく「緑泥石」という鉱物です。
「ブルーレースアゲート」
淡いブルーの中に白く繊細なレース模様が浮かぶのが「ブルーレースアゲート」です。同じ色味でも、レースのないものは「ブルーカルセドニー」に分類されます。
「ファイアーアゲート」
ファイアーアゲートは他のアゲートとは少し様子が違い、ブラウンの石の中に虹色の光が浮かびます。また、石の中に鱗のような結晶が重なって見えるものもあります。
「ドゥルージーアゲート」
アゲートを構成する「石英」の小さな結晶。それが、母岩の表面を覆うように集まっている部分を「ドゥルージー」と呼びます。お砂糖をまぶしたような質感できらきらとしており、色々な形も相まってそれぞれの個性が際立つ鉱物です。ミネラルショップなどでスライスされた後、着色されているのを時々見かけますね。
「ゴビアゲート」
火山噴火の溶岩内部の小さな気泡(隙間)にシリカが満たされて生まれたものが年月を経て風化し、更に砂漠の強い日差しや熱によって水分が蒸発して個性的な形の原石へと変化します。
その石を漂白すると真ん中辺りに色が残り、芯があるその様子がタピオカにも見える事から別名「タピオカアゲート」とも呼ばれています。
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こちらの作品に使用した石は「ゴビアゲート」です。
加工の有無は不明ですが、表面はマットな質感で触れるとしっとりした肌触りです。
全体的に白っぽい色をしていますが、中に濃いオレンジ色があるのでクリオネみたいな印象を受けます。
まさにゴビアゲートといった感じの石です。
素材
本体:ゴビアゲート(ゴビ砂漠、モンゴル産)
ピアス:樹脂
キャッチ:シリコン
サイズ
本体:約9㎜12㎜(厚み:約6㎜)
ピアス:約11㎜
画像参照
鉱物は色、形それぞれ個性があって面白いものですが、中でもアゲート(瑪瑙)は色も模様も種類が豊富な鉱物です。
今回入手しましたのはゴビ砂漠の地表でみつかるというゴビアゲート!
複雑怪奇、個性的な石たちをピアスに!
(以下鉱物解説!興味の無い方は罫線まで飛ばしてください)
アゲート。和名は瑪瑙(メノウ)です。
その名前を聞いたことがある方は多いと思います。
アゲートの呼び名の由来は産出した川の名前である、ギリシャ語の「achates」和名の「瑪瑙(メノウ)」は、石の外観が馬の脳に似ているため名付けられたそうです。
アゲートが分類される「石英」という鉱物のグループには、結晶の状態によって様々な色形、名前のものがあります。
同じ「石英」でも結晶が大きく育ったものを「水晶」小さな結晶が集まっているものを「カルセドニー(玉髄)」と言います。アゲートは目に見えない小さな結晶が集まってひとつの石になっているので、カルセドニーの一種です。また、カルセドニーの中でも半透明で縞模様がきれいなものを「アゲート」不透明なものを「ジャスパー」半透明でほとんど模様がないものを「カルセドニー」と呼ばれています。
アゲートと名の付いた鉱物の種類を幾つかご紹介します!
「バンデットアゲート」(シマメノウ)
アゲートと聞いてまず思い浮かべられるのが、白や黒、黄色・赤など…様々な色の縞模様ではないでしょうか。
縞模様のものは、産地や色に関係なく「バンデットアゲート」と呼ばれます。白い縞の入ったオニキスや、赤と白の縞模様のサードオニキスもこの仲間です。産地の名前を取って「ボツワナアゲート」「チベットアゲート」などと呼ばれることもあります。アゲート自体はブラジル、ウルグアイ、マダガスカル、インド、エジプト、ギリシャ、中国、インドネシア、ドイツ、日本と世界各国で産出されますが、産地によって色や模様が違っているのが面白いです。
「デンドリティックアゲート」(デンドライトアゲート)
アゲートの中に二酸化マンガンや酸化鉄が入り込み、樹木状の黒い内包物を作りだしているものを、デントリティックアゲートと呼びます。透明または半透明の白や黄色の地に、シダのように枝を伸ばす様子は、窓の外の景色や風景画を見ているようで、とてもきれいです。風景のように見えるものは「ランドスケープアゲート」とも呼ばれます。
「モスアゲート」
石の中に本物の苔が入り込んでいるように見えるものは、その名の通り「モスアゲート」と呼ばれています。中に入り込んでいるのは当然ながら苔ではなく「緑泥石」という鉱物です。
「ブルーレースアゲート」
淡いブルーの中に白く繊細なレース模様が浮かぶのが「ブルーレースアゲート」です。同じ色味でも、レースのないものは「ブルーカルセドニー」に分類されます。
「ファイアーアゲート」
ファイアーアゲートは他のアゲートとは少し様子が違い、ブラウンの石の中に虹色の光が浮かびます。また、石の中に鱗のような結晶が重なって見えるものもあります。
「ドゥルージーアゲート」
アゲートを構成する「石英」の小さな結晶。それが、母岩の表面を覆うように集まっている部分を「ドゥルージー」と呼びます。お砂糖をまぶしたような質感できらきらとしており、色々な形も相まってそれぞれの個性が際立つ鉱物です。ミネラルショップなどでスライスされた後、着色されているのを時々見かけますね。
「ゴビアゲート」
火山噴火の溶岩内部の小さな気泡(隙間)にシリカが満たされて生まれたものが年月を経て風化し、更に砂漠の強い日差しや熱によって水分が蒸発して個性的な形の原石へと変化します。
その石を漂白すると真ん中辺りに色が残り、芯があるその様子がタピオカにも見える事から別名「タピオカアゲート」とも呼ばれています。
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こちらの作品に使用した石は「ゴビアゲート」です。
加工の有無は不明ですが、表面はマットな質感で触れるとしっとりした肌触りです。
全体的に白っぽい色をしていますが、中に濃いオレンジ色があるのでクリオネみたいな印象を受けます。
まさにゴビアゲートといった感じの石です。
素材
本体:ゴビアゲート(ゴビ砂漠、モンゴル産)
ピアス:樹脂
キャッチ:シリコン
サイズ
本体:約9㎜12㎜(厚み:約6㎜)
ピアス:約11㎜
画像参照
サイズ
上記参照
発送までの目安
2日
購入の際の注意点
素材が天然石故に、一点物の商品です。
似たものは作れても、全く同じ物はお作りできません。
ご了承ください。
使用している素材が天然石なので、傷やヒビ、インクルージョン(内容物)がある場合があります。
それも味として楽しめるかと思いますが、気になる方や神経質な方はご遠慮ください。
同じ形や色は一つとして無い、個性的な石たちの表情をお楽しみ下さい。
購入されますと、写真の品物をお送り致します。
よくご確認の上カートにお入れください。
画像はiPhoneを使い、自然光で撮影していますが明るさ調節等、編集を一切行っておりません。
ご覧になっている端末や設定により、実際の作品と色味が違って見える場合があります。
作品の石のサイズ、パーツサイズは作品説明欄下部に記載してありますので、お手元に定規等ご準備の上ご確認下さい。
接着剤とUVレジンで石とピアスの台座を接着してあります。
アレルギー体質の方はご注意下さい。
離島からの発送になりますので、到着まで時間がかかります。
天候に左右されることもありますので、お急ぎの方はご遠慮ください。