NO.0677　大国主命

大国主命(おおくにぬしのみこと)・大国主神・大己貴神など、多くの別名を持つ、日本神話に登場する神。 国津神の代表的な神で、国津神の主宰神とされています。出雲大社・大神神社の祭神として崇められています。 記紀神話のなかでもっとも親しまれている神で、その代表的な話に「因幡の白兎」があります。 伊邪那美神の死によって未完のまま放置されていた国土を、天つ神の命で少名毘古那神とともに完成し、「日本書紀」では、農業・畜産を興して医療・禁厭の法を定めたとされています。 民間では大黒天と結びついた福の神、縁結びの神として信仰され今に至ります。