BREEを目指した小さい財布の型紙データ

BREEを知っていますか？ドイツのバッグメーカーで掲載した写真の財布も作っていました。綺麗なヌメ革を使った小さな財布が気に入り、20年程前に購入して10年以上使いました。使うほどに色味が変わっていき飴色になりました。使い過ぎて随分汚くなっていますが… ヌメ革も良いのですが何よりサイズが良いです。昨今はミニ財布が人気ですが、小銭入れが無かったり、カード入れが重ねて入れておくタイプだったり、札入れの片側が開いていたり、三つ折りだったりします。 このBREEの財布が流石にもう使い続けるのが難しくなって新しいものを探していましたが上記のようなしっくりこないものしか見つけられませんでした。BREEに頼めば再販してくれるかも⁉︎と思い問い合わせしてみましたがやはりダメでした。 この財布はカードが6枚分けて入れられて、小銭ポケットも付いていて、紙幣も1番大きい一万円札がちゃんと入る。その上、小さいのでシャツの胸ポケットに収まる。 残念だ、あー残念だ。そう思いつつ吉田の財布をここ五年程使っていましたがこの度ふと思い立ち、BREEを真似て自分で作ってみる事にしました。 この型紙は財布を作るにあたって現物を採寸してパーツ毎にデータ化したものです。試作を何度か繰り返して形状を調整して完成としました。作り方や材料や道具次第では形状の調整が必要になるかと思います。参考程度ですが私が製作時に使用した設備と道具、材料を記載しておきます。 ー設備と道具ー ニッピー皮漉き機 _NP-202 平台ミシン _JUKI PCとソフトウェア _アドビイラストレーター プリンターと厚紙 スプレーのり55 30度カッターとノギス 定規 _15cmと30cm ポンチφ1/2/4/14と目打ち 金槌と切り株とゴム板とローラー ハンドプレスと打ち駒（no.1用） 木工ボンド ー材料ー 表地：革 _オイルレザー 裏地：ダイニーマ _DCF ホック：クラウン印no.1 縫い糸：エースクラウン#30