ねむれない夜(置物)

ご覧いただきありがとうございます。ねむれない夜の置物です。 石塑粘土をこねてつくった一点物です。 ねむれない夜の坊です。昔から、ねむれない夜は羊を数えるといいと聞かされてきましたが、実際ねむれない夜に羊を数えても全くねむたくなりません。今日はうまくいくかもしれない、と何度か羊数えをやってみましたが、一度として効果を発揮したことがありません。そもそもねむれない夜に羊を数えるというのは、英語のsleepとsheepが発音が似ているため、羊を数えるときにシープという単語を連発することでねむりを誘うものだそうです。日本語で羊が一匹、羊が二匹、、と数えていてもねむくならないはずですね。それでもいまだに、ねむれない夜に癖のように、羊を数えることがありま す。結局いくら羊を数えてもねむれないのですが、羊を一匹一匹思い浮かべながら数えるので、頭の中は羊でいっぱいになります。坊も同じように、たくさんの羊に囲まれてねむれずに、お手上げ状態になっています。もうどうしていいかわからなくなります。 羊たちがみんなやさしそうにほほえんでいてかわいいです。こういう羊たちになら囲まれてもいいかもしれません。坊の背中側に落ちている、寝るときにかぶる帽子がお気に入りです。羊たちの体の色は、クリーム色の下にほかの色を何回も塗り重ねているので、場所によって少しずつ体の色が違ってみえてたのしいです。いろんな角度からみてたのしめます！ ねむれない夜は誰もが一度は過ごしたことがあると思いますが、そんなときにこの坊と羊をみて、みんな一緒か、と思っていただけたらうれしいです。 大きさは横幅が約7㎝、奥行きが約7㎝、高さが約6㎝、重さが約100ｇです。石塑粘土でできているので、陶器ほど重くはなく、手でスッと持ち上げられる重さです。 手で覆えるくらいのサイズなので、仕事場や作業場などに置いていただけたら、日常の風景のちょっとしたワンポイントになります！ 石塑粘土で形をつくり、アクリル絵の具で着色し、最後にニスを塗り、つやつやに仕上げています。手作業でつくっている一点物です。今後似たようなポーズのものなどは新たに制作するかもしれませんが、この顔で、この指の曲げ方で、この体の線をもった坊は宇宙でこの坊ただ一人だけなので、もしビビッときた方がいましたら、その直感を信じてお迎えしていただけたらうれしいです！