パオロッサの刀掛台形 万年筆架台 【No.497】
日本の伝統的な調度品であり、時代劇等でもおなじみの刀掛台をイメージした万年筆スタンドです。
一般的に万年筆スタンドは、ホルダーに縦型に掛けるタイプが多いのですが、実はインク漏れが問題になることがあります。
上向きに立てれば問題ないようですが逆に軸先が乾いてインク供給が難しくなる問題がでてきます。
キャップをしたまま水平に置くのが良いようですが、ペン皿ではお洒落ではないと同時に手に取りにくいという弱点もあるように感じます。
本作品ではこれらの問題を緩和するため、伝統的工芸品でもある刀掛台の機能美を参考にしました。
今回用いた木材は、「パオロッサ(パーロッサ)」です。
アフリカが主な産地で、コンゴやタンザニアが産が多いようです。
今回は、タンザニア産のものを用いています。
赤褐色の木で、ポルトガル語名でPAO ROSA(ピンクの棒の意)から名前が付きました。
日本では、「アフリカ紫檀」という名前で呼ばれることもあります。
硬質な木質で耐朽性が高く近年でも高級家具、家屋の柱、楽器類に利用されてきました。
パオロッサの心材(中心)部分は赤褐色をしており、細かい縞模様がよく現れ、加工・塗装するとより鮮やかな赤茶色に変化するため、重宝されてきました。
今回は、赤褐色の中に茶色の縞模様が美しく現れている部分を選んで制作いたしました。
仕上げはビーズワックス(蜜蝋)仕上げを施しています。
材料: パオロッサ(パーロッサ)
サイズ:
幅90mm 奥行58mm 高さ97mm 支柱間 55mm
最上段・二段目のペン受け径=12mm
三段目の経=15mm
重さ 92g
仕上げ:ビーズ(蜜蝋)ワックス
○作者からのお願い
・作品は一つ一つ材料を吟味し手作りしています。
・自然の木を材料としているので木目や色などは一つ一つ異なります。また、基本的には手作りですので機械的な正確性や大きさを再現することが難しいことがあります。それらも手作りの風合いだと受け止めていただければ幸いです。
No.497
パオロッサの刀掛台形 万年筆架台 【No.497】
日本の伝統的な調度品であり、時代劇等でもおなじみの刀掛台をイメージした万年筆スタンドです。
一般的に万年筆スタンドは、ホルダーに縦型に掛けるタイプが多いのですが、実はインク漏れが問題になることがあります。
上向きに立てれば問題ないようですが逆に軸先が乾いてインク供給が難しくなる問題がでてきます。
キャップをしたまま水平に置くのが良いようですが、ペン皿ではお洒落ではないと同時に手に取りにくいという弱点もあるように感じます。
本作品ではこれらの問題を緩和するため、伝統的工芸品でもある刀掛台の機能美を参考にしました。
今回用いた木材は、「パオロッサ(パーロッサ)」です。
アフリカが主な産地で、コンゴやタンザニアが産が多いようです。
今回は、タンザニア産のものを用いています。
赤褐色の木で、ポルトガル語名でPAO ROSA(ピンクの棒の意)から名前が付きました。
日本では、「アフリカ紫檀」という名前で呼ばれることもあります。
硬質な木質で耐朽性が高く近年でも高級家具、家屋の柱、楽器類に利用されてきました。
パオロッサの心材(中心)部分は赤褐色をしており、細かい縞模様がよく現れ、加工・塗装するとより鮮やかな赤茶色に変化するため、重宝されてきました。
今回は、赤褐色の中に茶色の縞模様が美しく現れている部分を選んで制作いたしました。
仕上げはビーズワックス(蜜蝋)仕上げを施しています。
材料: パオロッサ(パーロッサ)
サイズ:
幅90mm 奥行58mm 高さ97mm 支柱間 55mm
最上段・二段目のペン受け径=12mm
三段目の経=15mm
重さ 92g
仕上げ:ビーズ(蜜蝋)ワックス
○作者からのお願い
・作品は一つ一つ材料を吟味し手作りしています。
・自然の木を材料としているので木目や色などは一つ一つ異なります。また、基本的には手作りですので機械的な正確性や大きさを再現することが難しいことがあります。それらも手作りの風合いだと受け止めていただければ幸いです。
No.497