こちらはデジタル編み図のダウンロード販売ページです。
(このページでお買い上げいただけるのは、完成品ではありません)
スマホではなく、Webブラウザからご購入ください。
また「キット」でもありませんので、毛糸や道具は付属しません。
----------
minneで2021年から
少しずつアレンジしながら販売しております
田中メリヤスのオリジナル作品
「自宅で洗える手編みのベレー帽」について、
「編み図はありますか」と、何件かお問い合わせをいただいておりました。
編み手さんの中には、買うよりも、自分で編んで楽しみたいと思われる方も多いのではないかと思います。
手編みのニットの帽子は、
かぶり口からてっぺんに向けて
螺旋状に編んでいくことが多いのですが、
こちらのベレーはちょっと特殊な編み方です。
かぶり口からてっぺんまでを
縦に何度も何度も往復しながら
ぐるりと頭の周りを編み進めます。
その時に、「最後の目まで編まずに途中で引き返す」のがポイント。
その「引き返し具合」によって、
ベレー特有の「ふくらみ」を形づくります。
この計算が難しく、
布の帽子の型紙などを参考にしながら
何度もトライしました。
最後に編みはじめの部分と綴じ合わせると、ベレーの本体部分が完成します。
ガーター編み特有の、適度な厚みと伸縮性により、美しいシルエットのベレーが生まれます。
途中で糸を切ることなく、1本の糸で編み切って綺麗なシルエットに仕上がるように、頭頂部側と、頭囲側では違ったペースで引き返し編みを繰り返しています。頭頂部の中心に穴が開かないように、なるべく編みやすいように…少しずつ改良しながらいろんな工夫を詰め込んだパターンです。
ガーター編みで伸縮性が抜群ですので、サイズも、女性から男性までいろんな頭囲の方に合わせやすく仕上がります。
もしも、「少し緩すぎる」と感じられた場合は、「伸び留め」のために、バック細編みなどを被り口に編みつけ、サイズを絞ってご着用ください。
制作にあたって、自分用のメモは手元にありましたが、
「編み図」はなかったので、少し時間をとって、まとめてみました。
できあがった編み図は、
まず、「ソックヤーン愛好家のためのベレー帽」の名で
2023年の5月20日から31日まで、アメーバブログ上で無料公開をしました。
幸い、ご興味をお持ちいただいた方に、編んでいただくことができ、
疑問点や、誤解しやすい表現などについて、ご意見を寄せていただきました。
ご協力いただきました皆様、楽しく編んでくださった方。
これから編みたいと、ダウンロードしてくださった方、
本当にありがとうございました!!!!
いただいたご意見を元に、
何か所か加筆・修正をいたしまして、
この度「編み図」の販売を開始いたしました。
大きな間違いは無いかと思いますが、
なにぶん、初めて「編み図」を制作いたしましたので、何か見落としているかもしれません。
編み図について、もし疑問に思われる点がございましたら、
なるべく長時間悩まれる前に、お気軽にお問い合わせください。
また、ダウンロードされましたら、文字化けなどが無いかファイルを開いてご確認いただき、何かございましたらお早めにご連絡ください。
編んでみられてのご感想なども、お待ちしております。
(「ガーターはぎってどうするんですか?」など、技法のご質問にはお答えできません。また「浮き目の編み方」「ガーターはぎの仕方」といった図解は付属していません。編み物教室にお通いの方は、先生にお尋ねください。また、基礎本やYoutubeなどに、分かりやすく、充実した解説がございますので、お調べいただければ幸いです。)
なお、編み図に添えられている説明などは全て日本語です。英文パターンなどは付属していません。ご了承ください。
また、タイトルに「ソックヤーン」とありますが、
100gあたり400~420m程度の太さの
ウールが主成分の「冬糸」なら、ソックヤーンでなくてもご使用いただけます。
近年、靴下にするのがもったいないような美しいグラデーションのソックヤーンが、次々と発売されています。
また、手染めの毛糸を販売される個人のダイヤー(染色家)さんも増えており、ますます楽しく目が離せない分野になりつつあります。
そんなソックヤーンですが、
編み物好きの方のご自宅には、
既に在庫がある確率が、かなり高いのではないでしょうか♪
その、在庫の中から、
お好きなモノを70g程度、発掘していただき、
この編み図の通り編んでいただくと、
市販のベレーにはなかなか無い、美しいグラデーションのベレーができあがります。
ぜひ、新しいベレーの編み方に、チャレンジしてみてください。
こちらはデジタル編み図のダウンロード販売ページです。
(このページでお買い上げいただけるのは、完成品ではありません)
スマホではなく、Webブラウザからご購入ください。
また「キット」でもありませんので、毛糸や道具は付属しません。
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minneで2021年から
少しずつアレンジしながら販売しております
田中メリヤスのオリジナル作品
「自宅で洗える手編みのベレー帽」について、
「編み図はありますか」と、何件かお問い合わせをいただいておりました。
編み手さんの中には、買うよりも、自分で編んで楽しみたいと思われる方も多いのではないかと思います。
手編みのニットの帽子は、
かぶり口からてっぺんに向けて
螺旋状に編んでいくことが多いのですが、
こちらのベレーはちょっと特殊な編み方です。
かぶり口からてっぺんまでを
縦に何度も何度も往復しながら
ぐるりと頭の周りを編み進めます。
その時に、「最後の目まで編まずに途中で引き返す」のがポイント。
その「引き返し具合」によって、
ベレー特有の「ふくらみ」を形づくります。
この計算が難しく、
布の帽子の型紙などを参考にしながら
何度もトライしました。
最後に編みはじめの部分と綴じ合わせると、ベレーの本体部分が完成します。
ガーター編み特有の、適度な厚みと伸縮性により、美しいシルエットのベレーが生まれます。
途中で糸を切ることなく、1本の糸で編み切って綺麗なシルエットに仕上がるように、頭頂部側と、頭囲側では違ったペースで引き返し編みを繰り返しています。頭頂部の中心に穴が開かないように、なるべく編みやすいように…少しずつ改良しながらいろんな工夫を詰め込んだパターンです。
ガーター編みで伸縮性が抜群ですので、サイズも、女性から男性までいろんな頭囲の方に合わせやすく仕上がります。
もしも、「少し緩すぎる」と感じられた場合は、「伸び留め」のために、バック細編みなどを被り口に編みつけ、サイズを絞ってご着用ください。
制作にあたって、自分用のメモは手元にありましたが、
「編み図」はなかったので、少し時間をとって、まとめてみました。
できあがった編み図は、
まず、「ソックヤーン愛好家のためのベレー帽」の名で
2023年の5月20日から31日まで、アメーバブログ上で無料公開をしました。
幸い、ご興味をお持ちいただいた方に、編んでいただくことができ、
疑問点や、誤解しやすい表現などについて、ご意見を寄せていただきました。
ご協力いただきました皆様、楽しく編んでくださった方。
これから編みたいと、ダウンロードしてくださった方、
本当にありがとうございました!!!!
いただいたご意見を元に、
何か所か加筆・修正をいたしまして、
この度「編み図」の販売を開始いたしました。
大きな間違いは無いかと思いますが、
なにぶん、初めて「編み図」を制作いたしましたので、何か見落としているかもしれません。
編み図について、もし疑問に思われる点がございましたら、
なるべく長時間悩まれる前に、お気軽にお問い合わせください。
また、ダウンロードされましたら、文字化けなどが無いかファイルを開いてご確認いただき、何かございましたらお早めにご連絡ください。
編んでみられてのご感想なども、お待ちしております。
(「ガーターはぎってどうするんですか?」など、技法のご質問にはお答えできません。また「浮き目の編み方」「ガーターはぎの仕方」といった図解は付属していません。編み物教室にお通いの方は、先生にお尋ねください。また、基礎本やYoutubeなどに、分かりやすく、充実した解説がございますので、お調べいただければ幸いです。)
なお、編み図に添えられている説明などは全て日本語です。英文パターンなどは付属していません。ご了承ください。
また、タイトルに「ソックヤーン」とありますが、
100gあたり400~420m程度の太さの
ウールが主成分の「冬糸」なら、ソックヤーンでなくてもご使用いただけます。
近年、靴下にするのがもったいないような美しいグラデーションのソックヤーンが、次々と発売されています。
また、手染めの毛糸を販売される個人のダイヤー(染色家)さんも増えており、ますます楽しく目が離せない分野になりつつあります。
そんなソックヤーンですが、
編み物好きの方のご自宅には、
既に在庫がある確率が、かなり高いのではないでしょうか♪
その、在庫の中から、
お好きなモノを70g程度、発掘していただき、
この編み図の通り編んでいただくと、
市販のベレーにはなかなか無い、美しいグラデーションのベレーができあがります。
ぜひ、新しいベレーの編み方に、チャレンジしてみてください。
ファイル形式
ZIP
ファイル容量
1.26MB
購入の際の注意点
【ダウンロードファイルについて】
ファイル名は「beret_for_sockyarnlover_20230929_tnk_meriyasu」です。
ZIP形式で圧縮してあります。
開いていただきますと、下記の3種類のPDFファイルが入っています。
まずは、文字化けなどが無いかご確認ください。
・beret1_kaisetsu_20230929
制作の流れの「解説」です。印刷せず、まず一度ざっと目を通してください。(かなり枚数が多いため)
・beret2_amizu_20230929
「編み図」です。「紙で見ながら編みたい」という方は、なるべくカラーで印刷してください。
・beret3_hosoku_20230929
「補足」説明資料です。必要な道具やゲージなどについて載っています。印刷される場合は、白黒でも構いません。
【材料】
ソックヤーン(100gあたり400~420m程度の太さのもの)約70g
中細程度の別糸(作り目用、なるべく明るい色)約150㎝
中細程度の別糸(バック細編み用、お好きな色)約450㎝
(編み上がった帽子本体の雰囲気やフィット感などによって、バック細編みによるフチ編みは不要な場合もあります)
【道具】
1号輪針1~2本(1本は必須。もう1本はガーターはぎの際、目を拾うためにあると便利。ガーターはぎに使う方は他の号数の針でも代用可能)
3号棒針1~2本(最初の作り目に使います。多少号数が違っても、後で解く別糸の作り目ですので、なんとかなります)
(お好きな作り目の方法によっては、かぎ針も必要)
マーカー(A色3個 / B色2個 / C・D・E色各1個の 合計8個)
カラフルなマーカーが無い場合は、毛糸を結んで作ることができます。
(マーカーが無いと、この作品を編むのは大変です)
とじ針
かぎ針2号(フチに伸び留めと補強のための「バック細編み」を編みつける人は必要。付けない人は不要。)
メジャーまたは定規、重さを測るものなど。(編み地のゲージや、糸が足りるかなどを確認するため)
【使用技法】
・棒針編み(ほぼ、棒針編みで仕上がる作品です)
・かぎ針編み(必要ない場合もあります)
大きめに仕上がって、かぶり口を少し締めたい方は、バック細編みを編みつけるため、かぎ針編みが必要になる場合があります。
【登場するテクニック】
・別糸の作り目(お好きな方法で)
・表編み(ガーター編みの作品ですので、編み地をひっくり返しても、表編みの操作が続きます。)
・浮き目(端まで編み切った際に、編み地をひっくり返した直後に登場します。)
・引き返し編み(ラップ&ターン・日本式・ドイツ式引き返し編みなど、お好きな方法で)
・目を拾って別糸の作り目を解く(明るい場所でよく見て慎重に。あるいはあらかじめ「ライフライン」を入れておく手もあります)
・ガーターはぎ
・バック細編み(サイズが大きめに仕上がってかぶり口を少し締めたい場合のみ)
・糸始末
【制作のポイント】
引き返し編みが、ほぼ、毎段、登場します。
引き返し編みが大好きな方、好きになりたい方用のパターンです。
最初、コツや法則をつかむまでは「テレビを見ながら」「おしゃべりしながら」編むのは、ちょっと難しいかと多いと思います。
(慣れるまでは集中していないと、引き返す目を通り過ぎて先の方まで編み過ぎてしまうため)
慣れてくれば、輪針1本に毛糸玉1つを持ち運べば良いので、どこででも編めます。
新幹線の中でも旅先でも、病院の待合室でも、カフェでも、編みやすい作品になります。
最初の作り目と最後のガーターはぎ以外は、
細い針(1号)を使って、ずーっと「表編みのモーション」で、編んで行くパターンです。
ゲージを合わせるために、普段より、ちょっときつめの手加減で編んでいただくことになる方も多いかもしれません。
カッチリ編もうとすると、手や指にもそれなりに負荷がかかります。
特に以前に指や肩を痛めたことがある人、目が疲れやすい人は、「根を詰めれば3日で編めそう」と思っても、1週間程度(もしくはそれ以上)かけて、ゆっくり仕上げていただくことを、おすすめします。
ベレーがだんだん仕上がって行く様子が楽しくて、熱中し「あと少し」、「もう少しだけ」と編み続けてしまいがちなパターンですが、なるべく1日に編む量は全体の2/8(=1/4…つまり90°分)までに抑えるのがおすすめかな…というのが、これまでたくさん編んできた私の実感です。
編まない「お休みの日」も挟んだり、間に別のものを編んだりして、無理のないペースで楽しく仕上げてください。
肩・首・手首・指・目を大切に、長く編み物を楽しみましょう♪
なお、全体を通して、それほどややこしい技法は登場しません。
手加減が緩み過ぎないように気をつけながら、カッチリとタイトに編むことができれば、あまり心配はありません。
1/8片が編めた段階で、想定のサイズとの「ズレ」が無いか、よく確認していただき、その後もなるべく手加減を変えないように編み進めていただくのが、制作の一番のポイントとなります。
【おすすめの毛糸】
あくまでも一例です。
◆シェイプイェス / アワートライブ
(Scheepjes/Our Tribe)100g/約420m
ふんわりとした風合いと、美しいグラデーションが人気のオランダの毛糸です。冬用のベレーとして、適度な厚みが出ます。
Z撚りで、甘撚りのスラブヤーンなので、ラストのガーターはぎの際は、途中で糸が切れないように、撚りをかけながら、慎重に進めてください。
◆ショッペル / ザウバーボールクレイジー
(SCHOPPEL/Crazy ZAUBERBALL)100g/約420m
美しいグラデーションヤーンで、比較的かっちりとした綺麗なシルエットに仕上がるように思います。秋口や春先にもかぶりやすい、少し薄手のベレーに仕上がります。取扱店も増え、買いやすい毛糸です。
ロングピッチのグラデーションヤーンや、スペックルヤーンで編むと、やわらかな雰囲気に仕上がります。
OPALなど、ショートピッチの段染め糸で編むと、カラフルな筋模様が入り、ちょっと個性的に仕上がります。
ご自身で手染めされた糸で編んでいただくと、唯一無二の、あなただけのベレーをお楽しみいただけます。
お好みに合わせていろいろな毛糸で編んでみてください。
お色によってがらっと雰囲気が変わるのが、何度でも楽しめます。
100gあたり400~420m程度の糸を選んでください。
時々ソックヤーンにも太い糸があります。
ゲージが合いませんので、お気を付け下さい!!
また、コットン主体の夏糸で編むと、重くダレた雰囲気になる可能性が高まります。
夏糸は手や指に負荷がかかるという方もいらっしゃいます。
編み図のリリース前に、コットンの糸ではテストしておりません。
ウール主体の「冬糸」で編まれることを、強くお勧めいたします。
【ダウンロード前に読んでいただきたい大切なお話】
どんな作品でも程度の差はあれそうですが、帽子の仕上がりの善し悪しは、ゲージ(手加減)や糸選びにかなり左右されます。
そのため、1回目で理想通りのベレーが仕上がるとは限りません。
それでも構わない、それでもなんだかこのベレーは「編むこと自体がとっても楽しそう」と思ってくださった方…。
なるべく最初の1個目は、ご自宅のソックヤーンや中細糸の在庫を発掘して編んでみてください♪
ラップ&ターン(引き返し編み)がお好きな方にとっては、たぶん間違いなく楽しいパターンです。
【編み図の著作権と、複製・配布などについて】
この編み図の著作権は田中メリヤス個人にあります。
編み図を印刷したもの、編み図を写したものを、同居する家族以外の人に無断で配布したり、ネットや紙媒体に掲載するのは、ご遠慮ください。
著作権に関して、「これは、やってもいいのかな?ダメなのかな?」と迷われた際は、事前に私にご相談ください。
この編み図を元に、ご自身で手編みした「作品の写真」をネットに載せていただくのは大歓迎です。ありがとうございます。
編み図の出所は毎回記載してもしなくてもOKですが、例えば「イチから自分でデザインした」と誤解されないように少し配慮していただけるととても嬉しく思います。
「編み物が大好き」という想いでつながっているブロガーさん達にも、編み図のチェックを兼ねつつ編んでいただき、皆様のおかげでリリースできた大切な編み図です。
どうぞよろしくお願いいたします。
【この編み図をもとに、編み方をご指導くださる方(先生)へ】
この編み図を使って、編み物の楽しさをお伝えいただければ、とても嬉しく思います。
「私にも編めるかしら」と迷っていらっしゃる生徒さんに、編み図をその場で、チラッと(お手元に詳細な記録や記憶が残らないカタチで)お見せいただくのは、全く問題ございません。
針と糸を手に持ち、「さあ、これを編もう」という段階の方には、お一人様1部ずつ、編み図の購入をおすすめくださいますよう、お願いいたします。
また、リアルな教室でのご指導に関しましては、事前・事後のご連絡やご相談は不要です。
インターネット上で編み方の動画を配信されたい場合は、また別のケースになりますので、事前にご相談ください。
【編み終えたものの販売(商用利用)を希望される方へ】
編み終えた作品の販売を希望される方は、必ず事前にminneのメッセージ機能から田中メリヤス(私)にご相談ください。
販売者・販売目的・販売場所(イベント名/アカウント名)・時期・数量・販売価格などを、おおまかに教えてください。OKかNGか判断させていただきます。作品の仕上がりは見ずに判断しますので、完成前でもご相談いただけます。1点しか売らない予定でも、聞いてみたけど、結局売らなかったということになっても構いません。
なお、NGの場合も理由はお答えできません。またOKさせていただいた方の情報はこの編み図の販売ページに記載する予定です。(載っていない方は無断で販売されていることになります。)なお作品の販売をOKした方も、イベントや出品サイトの規約に抵触しないかはご自身でご確認ください。(完全オリジナル品でないと出品できない場もございます。)販売した商品のお客様対応もご自身でお願いします。
また、機械等で量産するのもご遠慮ください。 (チャリティーなど特別な目的がある場合のみご相談ください。)
手編みを楽しむ余地が、これからも長く残りますように。
以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。