直径10cm 高さ7cm
昭和戦後 作家物
全て磁器による作です。
蓋の上部(つまみ部分)が捻ると回ります。
上物の茶釜にある蓋のつまみような作りになっております。
どのようにして作られたのかは不明です。
しかし急須のつまみが回るのは茶道を志しておられたであろう作者のチャレンジ精神と技術の賜物です。
茶釜でしたらつまみ部分は主に鉄や銅製、鋳物ですので割と昔から作られていた形状の為、珍しいというよりも上物として扱われます。
しかし陶磁器で器の一部分だけが回る仕組みになっているのは花器等の耳に輪っかがつけられているもの以外に滅多に存在しません。
焼きの工程で作るのが困難な為(粘土が付着してしまう為)あまり作られない技法です。
そこに目をつけられた前の所有者も同じことを申しておりました。
以前の所有者は長年当事務所が店舗開業時の頃から陰ながら支えてくださった修復師の方です。既にご隠居されておりますが、その別れの際に受け継いだ物の中の一つです。
当たり前ですが数十年と修復を行なっていた方ですので陶磁器の目利きは確かな方です。
その方も蓋のつまみが回る仕組みに惚れ込んで所有されていたとのお話を伺っております。
又、初期伊万里を思わせる呉須の配色に唖然とします。
呉須の発色を研究・追求されていた方であることは間違いなく身受け取れます。
淡い藍色が初期伊万里の頃と似ており骨董蒐集家の持ち物と並べても違和感なくお使いいただけます。
微塵花唐草文様をイメージされて描かれたと思われる絵付けも可愛らしく姿形が愛らしい存在の急須です。
手のひらにすっぽり納まるサイズ。
珍品・絶品です。
時代関係なく、作者の研究心に眼福させられます。
実際にお使いになられて下さい。
修復師でありながら目利きの方のコレクションの中で不思議な存在感を感じた急須。
作者の巧みな技術がお分かりになられる方でしたら使うたびに感動を与えてくれる急須です。
蒐集歴の長い方にも薦め致します。
直径10cm 高さ7cm
昭和戦後 作家物
全て磁器による作です。
蓋の上部(つまみ部分)が捻ると回ります。
上物の茶釜にある蓋のつまみような作りになっております。
どのようにして作られたのかは不明です。
しかし急須のつまみが回るのは茶道を志しておられたであろう作者のチャレンジ精神と技術の賜物です。
茶釜でしたらつまみ部分は主に鉄や銅製、鋳物ですので割と昔から作られていた形状の為、珍しいというよりも上物として扱われます。
しかし陶磁器で器の一部分だけが回る仕組みになっているのは花器等の耳に輪っかがつけられているもの以外に滅多に存在しません。
焼きの工程で作るのが困難な為(粘土が付着してしまう為)あまり作られない技法です。
そこに目をつけられた前の所有者も同じことを申しておりました。
以前の所有者は長年当事務所が店舗開業時の頃から陰ながら支えてくださった修復師の方です。既にご隠居されておりますが、その別れの際に受け継いだ物の中の一つです。
当たり前ですが数十年と修復を行なっていた方ですので陶磁器の目利きは確かな方です。
その方も蓋のつまみが回る仕組みに惚れ込んで所有されていたとのお話を伺っております。
又、初期伊万里を思わせる呉須の配色に唖然とします。
呉須の発色を研究・追求されていた方であることは間違いなく身受け取れます。
淡い藍色が初期伊万里の頃と似ており骨董蒐集家の持ち物と並べても違和感なくお使いいただけます。
微塵花唐草文様をイメージされて描かれたと思われる絵付けも可愛らしく姿形が愛らしい存在の急須です。
手のひらにすっぽり納まるサイズ。
珍品・絶品です。
時代関係なく、作者の研究心に眼福させられます。
実際にお使いになられて下さい。
修復師でありながら目利きの方のコレクションの中で不思議な存在感を感じた急須。
作者の巧みな技術がお分かりになられる方でしたら使うたびに感動を与えてくれる急須です。
蒐集歴の長い方にも薦め致します。