伊万里印判獅子７寸皿５枚組

伊万里印判獅子７寸皿 ５枚セット サイズ：直径20cm×厚さ3mm 江戸幕末ー明治時代 １枚高台内側に窯傷がございます。窯傷なので傷にはカウントされません。 当時の窯の事情が良くわかるお品物としてご理解ください。 古いものですので、予めご了承願います。 肉・魚料理に最適なサイズです。 サラダを盛り付けても見栄えが良いコバルトブルーの７寸皿。 時代背景から洋食を意識した紋様です。 現代の我々にも馴染みやすい幕末〜明治時代のお皿でお手元の食器に合わせやすい文様が特徴です。 印判に朱色と金彩が施されております。 印判手の中でも手の込んだ造りです。 手描きとは異なる風合いが楽しめる印判手。 昨今のレトロブームにより印判が密かに人気アイテムに浮上しております。 ご覧の皿のように朱色に塗り分けられた上に、他の色を加えたものは時折目にしますが、金彩を施すものは数少ないので当時の完全発注品として考えられます。 獅子の姿も勇ましく朱色と金の構図バランスに優れた皿です。 １枚はお飾りになられて４枚はご使用される方が多いのが５枚組。 獅子は細部までしっかりと線描きされており浮世絵のような見応えのあるデザインです。 焼き締めがしっかりされている丈夫な作りが普段使いに適しております。 骨董初心者の方でしたら、まずは手頃な印判から所有される方も多くおられます。 もし、何からスタートして良いのか迷われている方は明治期の印判から蒐集を始められるのも宜しいかと思いますが‥‥‥(小声：なるべく初めは江戸時代の手描きが良いです＝理由は目利への近道。印判は、その後に珍しい絵柄や技法を見られるようになってからでも遅くはありません) と申しながらも、ご覧の印判は、その珍しさでは群を抜いております。 どちらかと言えば、蒐集歴がそこそこおありで目の効く方が「気楽に使える器」探しで辿り着くお皿です。 （初心者様でもご購入は喜んで承ります。が、一応、店頭販売の頃、お伝えしていた事をネットに初めて書きました。後々、印判より手描きが欲しいとなりますので、先にお伝えいたします） 印判手と手描きの見分け方とコバルトブルーとされる時代毎に異なる色彩を放つ呉須の色味に目が馴染まれてきましたら江戸時代の伊万里焼を加えていかれるのも良い手段です(が、やはり、初心者の方には手描きを先に所有shていただいた方が当方としても安心して２回目、３回目の商談に進めます‥‥小声多いですね。すみません) 印判は時代が若い(近代に近い)ので価格もお手頃なのが魅力です。 各ご家庭でも未だ所有されておられる方も多い印判。 お手元の器と相性良く揃えられたい方にお薦めさせていただきます。 獅子は魔を除けるの意味が古から伝えられてきました。 勇ましい姿の獅子やコミカルな表情の獅子、絵師による様々な獅子の描き方がございます。 こちらの獅子は皿の中央で向かい合い得意げな表情を浮かべております。 神社の阿吽にも通じる唐獅子。 縁起物です。 船で輸送されて全国各地に届けられていたものですので厚みがあり頑丈な作りがお気に召していただけるポイントとなります。 今お持ちの皿の上や下に重ねてメイン料理を楽しんでください。 ちょっとした大正ロマン・昭和モダンな洋食屋さん気分が味わえます。 (どちらかと言うと高級な当時の洋食屋さん気分です)