白い花(まる底バッグ)

全てのパーツに同じ素材(大麻布)を使用し、バッグの部分は、まる底の筒型で、形をしっかりさせるために、表地と裏地の間にキルト綿を挟んであります。 持ち手の部分は、細幅の紐を三つ編みにして作ってあります。 持ち手は片側のみ縫い付けてあり、持ち手のもう一方は、細幅の紐2本を、バッグに縫い付けてあるループに通して結び合わせるようになっており、長さの調節が可能です。 画像の16、17枚目は、持ち手が最短の状態で、全長約63cm、その他の画像では、全長約70cmで、さらに長くすることも可能です。 バッグ上部には、形の少しずつ異なる3つの布花が縫い付けてあります。 お花は、有機的な繊細な表情が生まれるように形を作ってあり、中心部分には淡水パールを使用しています。 お花の部分はお取り扱いにはご注意頂きたいと思いますが、可能な限りしっかりとした作りにしてある為、通常のご使用であれば、形が崩れてしまったり、取れてしまったり、ということは無いと思います。 大麻の繊維は、中心に空洞があり、多孔構造になっているそうです。 そのことによるのか、あるいは、使用している生地に固有のものであるのかは分かりませんが、不思議に感じる程にふわりと軽い印象の生地の、その間に綿を挟んであることで、まるで淡雪で出来ているかのような、中身が入っていないバッグは、何も持っていないかのような軽やかさです。 18枚目の画像では、持ち手のリボンを利用して、別売りのサシェを通しています。 ＊サイズ＊ 底直径15cm、高さ17cm 持ち手は最短で約63cm ＊素材について＊ 大麻(ヘンプ)100% 細い糸で織られ、薄手で、空気を含んだように感じる軽やかさですが、素材特有の張り、コシのある生地です。 ヘンプには、カジュアルな印象やラフな印象を受ける生地も多いように感じていますが、こちらの生地は、繊細さ、清らかで無垢な印象を受ける、美しい生地だと思います。 糸の細さ、生地の緻密さ、滑らかさ、素材の風合い、などからもたらされる印象ではないかと感じています。 色は純白(晒)です。 光を内包したような、清々しさを感じる白だと思います。 大麻布は、天然繊維の中でも群を抜いて優れた性質を持つ素材であるといわれています。 その主な性質としては、 強力性、耐久性、吸水性、調湿性、調温性(夏涼しく、冬暖かい)、抗菌性、消臭性、UVカット性 などが知られています。 また、原料の大麻は、栽培において、農薬や化学肥料が不要であることや、多くの水を必要としないことなどをはじめとした、様々な優れた性質があり、栽培に伴う環境負荷の少ない、むしろ、栽培によって土壌が改良される植物であることが知られています。 また、生育段階で空気中の二酸化炭素を酸素に還元する力が、他の植物よりも非常に大きいことも知られています。 ＊お手入れについて＊ 水洗いをされる場合には、手洗いで優しく洗っていただき、お花などの形を整えて自然乾燥をしてください。 ＊お届けまでの目安＊ ご注文から2週間前後