希少 ロールストランド シルヴィア・レウショヴィウス ヴィオラに集う白い小鳥の大サイズ陶板 北欧ヴィンテージ スウェーデン製

スウェーデンの著名な陶芸家として20世紀に名を馳せた、シルヴィア・レウショヴィウスが手がけた陶板です。北欧の陶板といえばリサ・ラーソンが有名ですが、1950年代から1970年代の間、レウショヴィウスも独自の感性で陶板をデザインしていました。 ヴィオラの花びらが大きく広がる深い藍色の陶板の上に、白い小鳥が4羽描かれています。三羽は草むらで仲睦まじく寄り添い、一匹は高く首を上げて堂々とした立ち姿をしています。厚く塗られた藍色の釉薬が光を鈍く反射して白さとコントラストを描くように計算され、より小鳥の姿が際立つように工夫された作品です。 背面にはロールストランドのブランドロゴマークと、作者シルヴィア・レウショヴィウスのイニシャルサインであるS Lが本人の自署で描かれています。その下にはロールストランド社のスウェーデンのアトリエで製作されたものであることを示すため、Atelier Swedenとサインされています。 レウショヴィウスの陶板はもともとの製造数が少なかったためあまり市場に出回りません。製作から半世紀以上を経てその数も少なくなっています。本作もまた希少なものとなっています。かなり大きなもので重さは4kgほどあります。 ■詳細スペック メーカー：Rörstrand / ロールストランド デザイナー：Sylvia Leuchovius / シルヴィア・レウショヴィウス 年代：1960年代 製造国：スウェーデン コンディション： 正面右下の小鳥の一匹に薄く貫入が見られます。貫入とは製造工程の焼成時に釉薬面に走るヒビで使用上のキズや本体そのもののダメージではありません。メーカーの検品を通過したものとなります。正面中央下に製造時の気泡が見られ、側面に一箇所釉薬が十分にかかっていない箇所が1mm程度見られます。全体的に割れや欠けがなく製造当初の姿をそのまま留めた完品のコンディションです。