ご覧いただきありがとうございます。
ご好評をいただいております「針が錆びないピンクッション」の指に嵌めて使うタイプのフィンガーピンクッションです。
A,Bどちらかお選びいただきナビにてお知らせください。
中指、人差し指、親指などに嵌めて使います。
ちょっとしたお針仕事のお供に便利なピンクッションです。
実はこのピンクッション、お客様のリクエストによって誕生した作品です。
ミシン仕事の際、ちょっと針を刺しておけるピンクッションが欲しいとのことで、お客様と相談しながら試行錯誤しつつ作りました。
1、オイリーな羊毛を使っておりますので、針が錆びません。
2、ゴムはご自分サイズに調節してお使いいただけます。
3、ゴムつきですので、指を選びません。
4、裏側にカーフスキンを貼り付けてあります。針が指に刺さる心配はありませんし、肌触りがいいのも気持ちいいです。
以下は「錆びないピンクッション」が誕生した経緯などになります。お時間がございましたらご一読くださいませ。
ピンクッションは縫い針を刺しておく道具です。
今や百均にもゴロゴロ置かれているアレでございます。
そのアレを気がつけば私は30年作り続けているのでした。もっとも最初は、カゴに原毛を詰めたり陶器に入れてみたりしていたのですが、針抜けがしたり肝心の陶器が割れるなどの問題が次から次へと発生!
そこへ、叔母からピンクッションが届きました。「これって神なんですけど?」というタイミングで!もっとも叔母はフランス系カトリック修道院のシスターなので神に近いと言えば近い(笑)。親しくしているフランス人のシスターからいただいたとの事でした。
そのシスターはお母様から受け継がれたとのことでしたから、ゆうに100年以上は経っているという年代物です。そのアンティークなピンクッションは、ややつぶれた半球というか甘食パンみたいな形で、表面はビロードの布、サイドを渋い色のチロリアンテープで丁寧にかがってありました。
美しい。たかがピンクッションなのに存在自体が美しいのです。
そして、私はその Made in おFranceのピンクッションを思い切って分解してみたのです。もう布も傷んでましたしね。すると、その中にはオイリーな原毛がみっちり入っているではありませんか!
羊には元々ラノリンという油脂が付着しているのですが、その油脂が完璧には脱脂してされていない原毛を「オイリーな」とか「未脱脂の」などと表現します。北欧にはオイリーな毛糸で編んだフィッシャーマンセーターの伝統がありますね。
この「未脱脂の」原毛がたいへんなスグレモノなのです。「未脱脂」だから針が錆びません。また、ごくごく少量の油だから劣化して臭うなどという事も起こらない。
素晴らしい知恵です。しかも美しい。
それからです。私がごくごく真面目にピンクッションを作るようになったのは。原毛をイヤというほど使っておりますので固いです。固いとピンをしっかり保持してくれますし形も崩れません。
和裁師さんや洋裁師さん、またキルト作家さんなどザ・プロフェッショナルな方々に定評のあるほぼ一生モノのピンクッションです。
針仕事のお好きな方には必ずやお気に召していただけるものと存じます。
ご覧いただきありがとうございます。
ご好評をいただいております「針が錆びないピンクッション」の指に嵌めて使うタイプのフィンガーピンクッションです。
A,Bどちらかお選びいただきナビにてお知らせください。
中指、人差し指、親指などに嵌めて使います。
ちょっとしたお針仕事のお供に便利なピンクッションです。
実はこのピンクッション、お客様のリクエストによって誕生した作品です。
ミシン仕事の際、ちょっと針を刺しておけるピンクッションが欲しいとのことで、お客様と相談しながら試行錯誤しつつ作りました。
1、オイリーな羊毛を使っておりますので、針が錆びません。
2、ゴムはご自分サイズに調節してお使いいただけます。
3、ゴムつきですので、指を選びません。
4、裏側にカーフスキンを貼り付けてあります。針が指に刺さる心配はありませんし、肌触りがいいのも気持ちいいです。
以下は「錆びないピンクッション」が誕生した経緯などになります。お時間がございましたらご一読くださいませ。
ピンクッションは縫い針を刺しておく道具です。
今や百均にもゴロゴロ置かれているアレでございます。
そのアレを気がつけば私は30年作り続けているのでした。もっとも最初は、カゴに原毛を詰めたり陶器に入れてみたりしていたのですが、針抜けがしたり肝心の陶器が割れるなどの問題が次から次へと発生!
そこへ、叔母からピンクッションが届きました。「これって神なんですけど?」というタイミングで!もっとも叔母はフランス系カトリック修道院のシスターなので神に近いと言えば近い(笑)。親しくしているフランス人のシスターからいただいたとの事でした。
そのシスターはお母様から受け継がれたとのことでしたから、ゆうに100年以上は経っているという年代物です。そのアンティークなピンクッションは、ややつぶれた半球というか甘食パンみたいな形で、表面はビロードの布、サイドを渋い色のチロリアンテープで丁寧にかがってありました。
美しい。たかがピンクッションなのに存在自体が美しいのです。
そして、私はその Made in おFranceのピンクッションを思い切って分解してみたのです。もう布も傷んでましたしね。すると、その中にはオイリーな原毛がみっちり入っているではありませんか!
羊には元々ラノリンという油脂が付着しているのですが、その油脂が完璧には脱脂してされていない原毛を「オイリーな」とか「未脱脂の」などと表現します。北欧にはオイリーな毛糸で編んだフィッシャーマンセーターの伝統がありますね。
この「未脱脂の」原毛がたいへんなスグレモノなのです。「未脱脂」だから針が錆びません。また、ごくごく少量の油だから劣化して臭うなどという事も起こらない。
素晴らしい知恵です。しかも美しい。
それからです。私がごくごく真面目にピンクッションを作るようになったのは。原毛をイヤというほど使っておりますので固いです。固いとピンをしっかり保持してくれますし形も崩れません。
和裁師さんや洋裁師さん、またキルト作家さんなどザ・プロフェッショナルな方々に定評のあるほぼ一生モノのピンクッションです。
針仕事のお好きな方には必ずやお気に召していただけるものと存じます。