たたら成形(薄板成形))陶器の取り扱い説明
このたびは、たたら成形(薄板成形)の陶器をご購入いただきありがとうございます。こちらの陶器は、薄い板状の粘土を使って形作る「たたら成形」という技法を用いて、一つひとつ丁寧に手作りされたものです。末永くご愛用いただくために、以下の取り扱い方法をお守りください。
1. 使用前の準備
・水止め作業
米のとぎ汁を器がたっぷり浸るまで、鍋に入れます。弱火で20分煮ます。そのまま自然に冷まします。これにより、デンプン質で器をコーティングすることで、水分の浸透を防ぎ、食材の色、ニオイを防ぐなどの効果があります(市販のコーティング剤もあり、今後2024/5/17、以降はこれを施した状態で販売する予定です)。
使用する際は、陶器を水にさらしてください。これにより、陶器が適度な水分を吸収し、使用中に過度な吸水を防ぎます。特に、飲み物や料理を直接入れる場合は重要です。
2. 使用時の注意
・急激な温度変化を避ける
陶器は急激な温度変化に弱いです。冷たい状態から直接熱湯を注ぐ、またはその逆を行うとひび割れの原因になります。ただし、通常の温かい料理や飲み物に使用する程度であれば問題ありません。
・直火の禁止
直火での使用は避けてください。また、オーブン、食洗機の使用もお控えください。これらは陶器を破損させる恐れがあります。
・電子レンジの使用について
たたら成形の陶器は、水分を含んだ状態で電子レンジを使用すると、内部の水分が急激に加熱されて膨張し、破損する恐れがあります。特に、裏面に釉薬が施されていない部分から水分が浸透しやすいため、電子レンジの使用は避けてください。
・メタルマークについて
マット質の釉薬が施された陶器は、金属製のカトラリーを使用すると、金属痕(メタルマーク)が付くことがあります。これを防ぐためには、ステンレス製のカトラリーではなく、木製やプラスチック製のものを使用することをお勧めします。万が一、金属痕が付いた場合は、陶器専用のクリーナーや重曹を使用して優しく磨いてください。メタルマークについては、別記、展示の取り扱い文章をご覧ください。
3. お手入れ方法
・手洗い推奨
洗浄は手洗いで行い、柔らかいスポンジと中性洗剤を使用してください。研磨剤入りのスポンジや硬いブラシは、表面を傷つける可能性があるため避けてください。
・乾燥
洗浄後は、よく水を切り、乾燥させてから収納してください。長時間水に浸けたままにすると、カビや匂いの原因になります。
4. 保管方法
・湿気と直射日光を避ける
保管する際は、湿気の多い場所や直射日光の当たる場所を避けてください。これにより、陶器の変色や劣化を防ぐことができます。
・重ね置きの注意
複数の陶器を重ねる場合は、丁寧に取り扱いください。直接重ねると、表面に傷がつくことがありますので、間に柔らかい布や紙を挟んでいただくとより安心です。
5. 長期間使用しない場合
・通気性のある場所で保管
長期間使用しない場合は、風通しの良い場所で保管してください。密閉された場所に長期間置くと、湿気がこもり、カビの発生原因になることがあります。
たたら成形(薄板成形)の陶器は、手作りの温もりと独特の風合いを楽しんでいただける一品です。適切なお手入れと保管を行うことで、長くご愛用いただけることを願っております。
たたら成形(薄板成形))陶器の取り扱い説明
このたびは、たたら成形(薄板成形)の陶器をご購入いただきありがとうございます。こちらの陶器は、薄い板状の粘土を使って形作る「たたら成形」という技法を用いて、一つひとつ丁寧に手作りされたものです。末永くご愛用いただくために、以下の取り扱い方法をお守りください。
1. 使用前の準備
・水止め作業
米のとぎ汁を器がたっぷり浸るまで、鍋に入れます。弱火で20分煮ます。そのまま自然に冷まします。これにより、デンプン質で器をコーティングすることで、水分の浸透を防ぎ、食材の色、ニオイを防ぐなどの効果があります(市販のコーティング剤もあり、今後2024/5/17、以降はこれを施した状態で販売する予定です)。
使用する際は、陶器を水にさらしてください。これにより、陶器が適度な水分を吸収し、使用中に過度な吸水を防ぎます。特に、飲み物や料理を直接入れる場合は重要です。
2. 使用時の注意
・急激な温度変化を避ける
陶器は急激な温度変化に弱いです。冷たい状態から直接熱湯を注ぐ、またはその逆を行うとひび割れの原因になります。ただし、通常の温かい料理や飲み物に使用する程度であれば問題ありません。
・直火の禁止
直火での使用は避けてください。また、オーブン、食洗機の使用もお控えください。これらは陶器を破損させる恐れがあります。
・電子レンジの使用について
たたら成形の陶器は、水分を含んだ状態で電子レンジを使用すると、内部の水分が急激に加熱されて膨張し、破損する恐れがあります。特に、裏面に釉薬が施されていない部分から水分が浸透しやすいため、電子レンジの使用は避けてください。
・メタルマークについて
マット質の釉薬が施された陶器は、金属製のカトラリーを使用すると、金属痕(メタルマーク)が付くことがあります。これを防ぐためには、ステンレス製のカトラリーではなく、木製やプラスチック製のものを使用することをお勧めします。万が一、金属痕が付いた場合は、陶器専用のクリーナーや重曹を使用して優しく磨いてください。メタルマークについては、別記、展示の取り扱い文章をご覧ください。
3. お手入れ方法
・手洗い推奨
洗浄は手洗いで行い、柔らかいスポンジと中性洗剤を使用してください。研磨剤入りのスポンジや硬いブラシは、表面を傷つける可能性があるため避けてください。
・乾燥
洗浄後は、よく水を切り、乾燥させてから収納してください。長時間水に浸けたままにすると、カビや匂いの原因になります。
4. 保管方法
・湿気と直射日光を避ける
保管する際は、湿気の多い場所や直射日光の当たる場所を避けてください。これにより、陶器の変色や劣化を防ぐことができます。
・重ね置きの注意
複数の陶器を重ねる場合は、丁寧に取り扱いください。直接重ねると、表面に傷がつくことがありますので、間に柔らかい布や紙を挟んでいただくとより安心です。
5. 長期間使用しない場合
・通気性のある場所で保管
長期間使用しない場合は、風通しの良い場所で保管してください。密閉された場所に長期間置くと、湿気がこもり、カビの発生原因になることがあります。
たたら成形(薄板成形)の陶器は、手作りの温もりと独特の風合いを楽しんでいただける一品です。適切なお手入れと保管を行うことで、長くご愛用いただけることを願っております。