黒柿の帯留

黒柿の帯留め　　No.689 大変希少な国産銘木、黒柿をメインにした帯留めです。 切り出した黒柿を半月型（アーチ状）に研磨したのち、ピンク色が美しい高級銘木ピンクアイボリーで制作した台座に固定しました。 黒柿の黒い独特な模様がピンク色の背景と華やかなコントラストを成しています。台座は彫刻刀で筋模様に彫り込みをしてあります。 材料： クロガキ、ピンクアイボリー、帯留金具（ゴールド） ＊使用している木材は染色・塗装などを行わず、自然の色合い・風合いそのままに使用しております。 サイズ：　縱　約30mm、幅　約42mm、　厚み　木部のみ＝約9mm　留め具込＝16.5mm　留め具＝約8mm　 重さ　約13ｇ　　 ＠今回使用した銘木の説明 ・黒柿 「柿」の木の中で、黒い縞を有する木材を黒柿(くろがき)と呼びます。 全体に淡い橙褐色の中、黒い縞模様や濃淡があるものが稀に存在し、古くから貴重な木材としてから珍重されてきました。 高級家具から、調度品など幅広く愛されてきた国産銘木中の銘木です。 台座部分（ピンク色）/ピンクアイボリー ピンクアイボリーは、その名の通り「ピンク色の象牙」の名を冠するアフリカ産の銘木で、鮮やかなピンク色が特徴です。現在では採取料も少なくなっており、より一層高価な樹種となっています。 No.《　689　》　 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ○作者からのお願い ・作品はすべて一つずつ心を込めて手作りしています。 ・自然の木を使っていますので、木の部分にはムラがあることがあります。 ・天然の木の色には時を経ると変化するものもあります。 ・それらも手作りの風合いだと思っていただける方にご購入いただければ幸いです。 ・手作りですので機械的な正確性や大きさ・対称性を確保することが難しいことがあります。 --------------------------------------------- ○お手入れについて 艶が無くなってきたり半年程度使用した後などは、乾性油のエゴマ油、亜麻仁油やクルミ油等を少し含ませた柔らかい布で拭いてください。これらがなければオリーブオイル等でも結構です。少し時間をおいて拭き取っていただけると艶・色が戻ります。