ジヴェルニーでの舟遊びの壁掛け刺繍

イメージアーカイブ・ラボとのコラボ企画「minne ART MUSEUM モネとの出会い」の参加作品です。 クロード・モネの「ジヴェルニーでの舟遊び」をもとに制作しました。 ___________________________________________________________________ パリ郊外に位置する印象派芸術家の村、ジヴェルニー。 画家クロード・モネはここで半生を過ごし、自分の庭や村の風景を描き続けたそうです。 この絵画は自宅近くを流れるエプト川で、舟遊びをする三人の娘を描いています。 川縁を覆うように茂る葉、青々しい草木を鏡のように映すエプト川。 当時人気の娯楽、舟遊びを楽しむ娘たち。 やわらかな木漏れ日が娘の白いドレスの上で揺らめく。 思い思いに娘たちが舟遊びを楽しむ、日常の何気ないひとときを切り取ったこの絵からは、 モネの娘たちへの思いが伝わってくる気がします。 この美しい瞬間を、刺繍でも表現できたらと思い製作しました。 今回こだわったのは水面の表現です。 川に映る緑と濃紺の溶けあいを表現するために、糸を水平方向に刺しました。 刺す方向を一定にすることで糸がサテンのように輝き、水面のようななめらかな光沢感を楽しんでいただけます。 絵画の構図は大きく二つに分け、舟と娘たちを別のパーツにしています。 パーツに厚みを持たせて影を作ることで作品の奥行きや立体感を増し、飾ったときに存在感が出るようにしています。 小さいサイズながら、見ごたえと存在感のある作品に仕上がりました。 刺繍の魅力は、糸の柔らかく暖かな風合いと、糸の重なりによって生まれる立体感です。 絵画の美しい色彩と光の表現を活かしつつ、絵画で表現されていた優しく穏やかな雰囲気を増すことができました。 実際の絵画と同様に、糸の色も様々に取り入れることで、絵の鮮やかな光の色彩を出せるようにしました。 絵の具を混色せずに直接キャンバスに絵の具を置いていく技法は、印象主義の画家が用いたそうです。 刺繍は絵の具のように色を混色することができないためこの技法と刺繍の特徴がぴったりとかみ合っているように思います。 《ジヴェルニーでの舟遊び》を製作するにあたり、ジヴェルニーの写真や他のモネの作品を調べていくうちに、風景の美しさの虜になってしまいました。 巨匠が形に残したくなるほどの風景を見に、生涯で一度はジヴェルニーを訪れてみたいなと思いました。 横18cmほどの楕円形の刺繍枠で、美しい瞬間を縫い止めました。 瑞々しい刺繍の名画を、お部屋に取り入れてみませんか。 無料オプションで飾り紐と虫ピンをご用意しております。 他モネ作品はこちら https://minne.com/items/33038980 ___________________________________________________________________ ●購入時のご案内● ・こちらはコラボ企画の作品です。販売の期間は1年間(2025/09/16まで)となっております。期間以降の制作はできかねますので、ご了承ください。 ・作品は受注生産となります。注文を承ってから丁寧にお作りしますので、お時間を頂戴しております。詳細は発送までの日数をご確認ください。 ▼利用許諾証明書URL https://viewer.atrust-cert.com/ja/cert/f42239023a9a2dd4f0a3eaf66e037105ac5b15260b5718e58568083b0d82596d