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CERTINA サーチナ 1930年代 スイス製 レディース ヴィンテージ 手巻き時計

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アールデコ様式の美しいヴィンテージ時計です。 サーチナは現存する一流時計メーカーで、 現在はオメガやロンジンなどとともに、 スイス・スウォッチグループの一員です。 1888年創業。 この時計はデザインやムーヴメント(メカ)の様式から、 同社が社名を現行の「サーチナ」に変更した、 1938年あたりに製造されたものと推察されます。 同じデコラティヴな作風で知られる’50年代(フィフティーズ)の意匠とは異なり、 典型的なアールデコ様式をまとっていることから、 遅くとも1940年代前半までにつくられた作品ではないでしょうか。 これもデコ期の典型的なスタイルといえる2トーンのフェイス。 鏡面(ミラー)仕上げと、マット仕上げを巧みに使い分け、 きらびやかなコントラストを演出しています。 磨きこんだ半球状の真鍮を配した、 金色(こんじき)のインデックス(十二支)。 ディテールへのこだわりが素晴らしいのひと言です。 経年変化で少し曇ってしまいわかりづらいのですが、 長短針には「青焼き」と呼ばれる美しい仕上げがほどこされています。 ブルースティールの呼び名でも知られるそれらは、 高温で熱すると深い青色に変化する鉄の特性を利用し、 灼熱の砂に埋没させて〝蒸しあげる〟という、 おそろしく手のかかる技法で精製されていました。 現代においてもこれを模して長短針や秒針に 紺色のペイントをほどこす「オマージュ品」が数多く存在します。 また鉄か真鍮製の時計ケース(ボディ)に、 メッキをコーティングする製法が主流だっだ’30年代に、 本品には当時「夢の合金」と謳われたステンレスが採用されています。 先進的な高級機だったことがわかります。 ボディの小傷やフェイスの染みなど、 それなりの経年劣化は見られるものの、 観賞にも、そして実用にもじゅうぶんたえる、 ほんもののアンティーク時計です。 1930年代 スイス製 手巻ムーヴメント 文字盤直径:約13mm 本体:縦 約32mm (ラグを含む)    横 約18mm(リューズを含む) 重さ:約14.2g(革ベルト/尾錠を含む) 腕まわり:約160mm〜約200mm (前後10mm程度の穴あけは可能です。 また腕まわり150mm以下の場合は、 ショートサイズの同等品に差し替えます。 いずれも無料で承りますが加工に数日を要します。) 本体(ケース):ステンレススティール(一部クロームメッキ) 裏蓋:ステンレススティール ベルト:国産クロコ本革ベルト(新品/チョコ) 注油•精度調整済み 日差:±30秒前後(平置) 外箱・取説等の付属品はありません  •———•———•———•———• 弊店が販売前に実施しているメインテナンスについては、 下記リンク先をご参照ください。 https://minne.com/@solent/letters/83465  •———•———•———•———• ※数十年前に製造された骨董品(アンティーク)です。  本品も含め新品同様のまっさらで無傷な品ではありません。  性能も現代の製品には劣ります。  返品・返金は受けつけておりませんので、 「購入の際の注意点」を熟読のうえ、  慎重にご検討くださいませ。
アールデコ様式の美しいヴィンテージ時計です。 サーチナは現存する一流時計メーカーで、 現在はオメガやロンジンなどとともに、 スイス・スウォッチグループの一員です。 1888年創業。 この時計はデザインやムーヴメント(メカ)の様式から、 同社が社名を現行の「サーチナ」に変更した、 1938年あたりに製造されたものと推察されます。 同じデコラティヴな作風で知られる’50年代(フィフティーズ)の意匠とは異なり、 典型的なアールデコ様式をまとっていることから、 遅くとも1940年代前半までにつくられた作品ではないでしょうか。 これもデコ期の典型的なスタイルといえる2トーンのフェイス。 鏡面(ミラー)仕上げと、マット仕上げを巧みに使い分け、 きらびやかなコントラストを演出しています。 磨きこんだ半球状の真鍮を配した、 金色(こんじき)のインデックス(十二支)。 ディテールへのこだわりが素晴らしいのひと言です。 経年変化で少し曇ってしまいわかりづらいのですが、 長短針には「青焼き」と呼ばれる美しい仕上げがほどこされています。 ブルースティールの呼び名でも知られるそれらは、 高温で熱すると深い青色に変化する鉄の特性を利用し、 灼熱の砂に埋没させて〝蒸しあげる〟という、 おそろしく手のかかる技法で精製されていました。 現代においてもこれを模して長短針や秒針に 紺色のペイントをほどこす「オマージュ品」が数多く存在します。 また鉄か真鍮製の時計ケース(ボディ)に、 メッキをコーティングする製法が主流だっだ’30年代に、 本品には当時「夢の合金」と謳われたステンレスが採用されています。 先進的な高級機だったことがわかります。 ボディの小傷やフェイスの染みなど、 それなりの経年劣化は見られるものの、 観賞にも、そして実用にもじゅうぶんたえる、 ほんもののアンティーク時計です。 1930年代 スイス製 手巻ムーヴメント 文字盤直径:約13mm 本体:縦 約32mm (ラグを含む)    横 約18mm(リューズを含む) 重さ:約14.2g(革ベルト/尾錠を含む) 腕まわり:約160mm〜約200mm (前後10mm程度の穴あけは可能です。 また腕まわり150mm以下の場合は、 ショートサイズの同等品に差し替えます。 いずれも無料で承りますが加工に数日を要します。) 本体(ケース):ステンレススティール(一部クロームメッキ) 裏蓋:ステンレススティール ベルト:国産クロコ本革ベルト(新品/チョコ) 注油•精度調整済み 日差:±30秒前後(平置) 外箱・取説等の付属品はありません  •———•———•———•———• 弊店が販売前に実施しているメインテナンスについては、 下記リンク先をご参照ください。 https://minne.com/@solent/letters/83465  •———•———•———•———• ※数十年前に製造された骨董品(アンティーク)です。  本品も含め新品同様のまっさらで無傷な品ではありません。  性能も現代の製品には劣ります。  返品・返金は受けつけておりませんので、 「購入の際の注意点」を熟読のうえ、  慎重にご検討くださいませ。

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購入の際の注意点

【ヴィンテージをおすすめする理由】 懐中時計の時代から小型化や複雑化など、 めざましい発展を遂げてきた機械時計*。 クオーツ時計**の登場(1969年)により、 その様相は一変します。 (* **機械時計とクオーツ時計の違いについては後述) それまでは職人が時間と労力を費やすことで、 はじめて実現しえた「精度」。 それがテクノロジーの力で、 いとも簡単に実現してしまう時代が到来したためです。 手づくりの精密機械から、大量生産の電化製品へーー。 それは時計の定義や概念さえも覆る大転換期でした。 ここ数年は高級品を中心に機械時計への回帰が見られますが、 メカの設計自体がだいぶ簡素化したため、 復活や復権とは言えない面があります。 かつて手作業が担っていたプロセスを、 プログラミングされた工作機が代替する場面も多く、 その違いはほぼ「別もの」といえるほど。 強度と使い勝手はやや増したものの、 手工芸品としての価値は下がってしまいました。 中世の昔から積みあげた知恵と匠みの結晶、機械時計。 またその「王位」を継承するために、 あらゆる技術を投入して開発された初期クオーツ時計。 わたくしどもがお勧めしたいのは、 そんなふたつのタイプの時計たちです。 【時計のきほん】 時計には大きく分けて、 ・機械時計 ・クオーツ時計 の2種類があります。 機械時計とは電源(電池)を用いない、 ぜんまい仕掛けの精密機械のことです。 クオーツ時計は水晶の電圧効果で駆動する電子機器です。 ほかにも音叉時計•電磁時計•電波時計などがあります。 【機械時計の使いかた】 機械時計は手動でぜんまいを巻く「手巻き時計」と、 内部に備わるローター(振り子)がぜんまいを巻き上げる、 「自動巻き時計」とに分かれます。 手巻きは指先でリューズを回してぜんまいを巻きあげてください。 自動巻きは人の手首の動きを利用して動力を蓄える仕組みですが、 それだけでは1日に必要なパワーを得られないので、 はじめは手巻き時計のように手で巻いて始動させます。 自動巻きとは「腕につけていれば止まらない」機能であり、 長時間放置すれば自然と停止します。 故障ではありません。 手巻き•自動巻きいずれにも共通して、 「使わない日もぜんまいを巻くべきか?」 というご質問をよくいただきます。 「どちらでもよい」が弊店の回答です。 使わない日は必ずしも巻く必要はありません。 毎日巻いて動かすほうが 機械の調子を維持しやすいとの説も耳にしますが、 たとえそうだとしても部品の消耗を考えれば五十歩百歩です。 再起動させるたびに時刻やカレンダーを合わせるのは、 たしかに少々面倒ではありますが、 「OFFの日」も無意味ではないというのが弊店の意見です。 【留意点】 機械時計は磁気に弱いという特徴があります。 テレビ・ラジオ・携帯端末・PCなど、 強い放電をともなう機器のそばに長時間放置すると、 内部が帯磁して精度が損なわれます。 磁気を帯びた時計は専門店のサービスを受ければ容易に回復しますが、 なるべく上記のような機器から離れた場所で保管することをお勧めします。 また現代の時計にくらべて防水機能は劣ります。 たとえ防水を謳う時計であっても、 経年劣化によりガラスや金属•ゴムパッキンなどの「水際」を守る部品に、 わずかな隙間が生じているかもしれません。 装着したままの遊泳や入浴は厳禁です。 極端な悪天候や本格的な洗顔のさいも念のため外すなど、 日常的に一定の配慮が必要です。 【お手入れ】 機械時計は正常に動いていても、 2〜3年に1度は専門店でオーバーホールを受けるのが理想です。 定期的に内外の汚れを落とし、メカの潤滑油を保つことで、 故障を未然に防ぎ、寿命を長持ちさせる効果があります。 クオーツ時計は2年程度のサイクルで電池交換が必要になります。 クオーツのオーバーホールは5年ごとがおおよその目安です。 【古物(ヴィンテージ)•骨董(アンティーク)のあつかいについて】 どんなによい品であっても経年変化をまぬかれることはありません。 どんなに美しい人も加齢をまぬかれないのと同様です。 内外に「傷み」は生じるもの……。 お渡し前に可能なかぎりメインテナンスを施してはおりますが、 現代の新品と同様のクオリティを期待されるお客さまに、 おそらく古物(ヴィンテージ)は向きません。 また現代とはちがい、 往時は製造者(売り手)がとり扱いや使用法について、 ユーザー側に一定の「理解」や「工夫」、 あるいは「自己責任」を求めていた時代です。 上記の磁気や湿気への気配りをはじめとして、 使用者が丁寧にとり扱うことを前提に製造された精密機器といえます。 とくに時計はかつて贅沢品であり、 代々引き継がれる「家宝」として流通していたため、 大切に扱うのが普通でした。 またそのようにつくられています。 時計がスポーツや冒険のツールとして用いられる時代以前の産物です。 用途そのものが違うとお考えいただくとよいかもしれません。 【アフターセールス】 販売前にオーバーホール(完全分解清掃)を施した一部商品を除き、 故障時の保証は付帯しておりません。 また近ごろ横行するすり替えや、 部品窃取といったトラブルを回避する意味からも、 ご購入後の返品•返金のご要望は承れません。 ご購入者さまには弊店の連絡先をお知らせしております。 故障やお困りごと、使用方法のご質問等につきましては、 どうぞお気軽にお寄せくださいませ。 対処法•解決策を見つけるお手伝いをさせていただきます。
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    SEIKO Joyful セイコー ジョイフル 1972年 セイコー亀戸工場製 レディース ヴィンテージ 自動巻き時計

    作家・ブランドのレビュー 星5
    初めて買ったクオーツのヴィンテージを大切に使っています。 扱いもだいぶ慣れてきたので、 2本目で機械式デビューしました(*^^*) 前回もジョイフルだったので、ゼンマイのもジョイフルがあると知って親近感で衝動買い(笑) 交互に使っていきたいと思います! 今回もいろいろご指導ありがとうございました! また質問します✨よろしくお願いいたします😊
    2024年9月19日
    by ふらふら
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    この度もご購入をいただき、 また丁寧なレビューもお寄せいただき、 心より感謝申し上げます。 初めのジョイフルはオーソドックスなクオーツ、 今回のジョイフルは個性的な機械時計と、 愉しいコンビがふらふら様の日常に 彩りをもたらしてくれるものと思います。 どんな細かいことでも小さなことでも、 どうぞご遠慮なくお尋ねくださいませ。 今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。
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    ROMAN ローマン 1950年代 スイス製 18金 レディース 手巻き時計

    作家・ブランドのレビュー 星5
    ベルトも綺麗で、動きも全然現役です。お手入れ用の布もつけてくださり、長くお手入れしていきたいです
    2024年9月14日
    by yue-9
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    お買い上げいただき、 また嬉しいレビューをいただき、 心より感謝申し上げます。 長く使われずに眠っていたローマンも、 yue-9様に現代の世界へ呼び戻してもらって 感謝していると思います。 どうぞ末永くご愛用くださいませ。 ご不明な点やお困りごとなど、 いつでもご遠慮なくご一報くださいませ。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
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    Fine SEIKO ファインセイコー 1969年 セイコー亀戸工場製 レディース ヴィンテージ 手巻き時計

    作家・ブランドのレビュー 星5
    機械式の時計を購入しました。美しい時計です。初めての機械式腕時計ですが、詳しい説明と丁寧な対応でした。そして時計に対する愛情を感じました。ありがとうございます。大事に使っていきます。
    2024年9月10日
    by mikazukisan
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    この度はご購入いただき、まことにありがとうございました。 弊店がminneに出店した「初期メンバー」のひとつだったファインセイコーが、 その魅力をご理解くださるかたと運命的な出会いを果たすことができ、 嬉しさと感謝でいっぱいです。 機械時計の魅力がぎっしりとつまった本品と、 どうぞ末永くお付きあいくださいませ。 ご縁に心より感謝申し上げます。
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