3、4年経つ柿渋液から、今年の物まであります。
渋柿を青いうちから貰ってきて、砕き、灰水の上水に漬け腐らせ、果実部分を濾してペットボトルに入れ
日々振っては、空理を入れ替えて保存しています。
最初の一番良い液は残りわずか。
今年のものは渋柿の木ではなかったらしく、まだクリーム色のままです。
当初、たった5個で試して作りましたが、これがものすごくてみるみる良い色に変化。
その年はどれも濃い茶色にすぐに変わりました。
豆柿でも試しましたが、黒目になりました。
今ある在庫は、一番良い時の柿渋染めです。
最初は歴史的やり方をなぞり、水で薄めて塗っては乾かし、塗っては乾かし、1日それを繰り返したら、室内で、ガラス窓に吊るしてお日様を当てました。一年当てっぱなしのものもありますが、最初から濃い液は、それ以上は濃くはなりませんでした。
逆に、液が茶色になっていなくても、数回塗り乾かし、を繰り返して吊るしておくと、だんだん良い色に変わりました。
試しに重ね塗りをやめて、原液に漬けて、乾かし、室内干しにしたこともありますが、それも色は濃くなっていきました。
ただ、自然のものと、地球の日々の気候の兼ね合いもあり、こうだから、こうなる、という定義はつけにくいとは思います。
そこが面白いのですけれど。
ロウ引き染め和紙との相性がイマイチな気がしてあまり使いませんが、
お礼返しの包み紙として贈ると、いつも喜ばれます。
カサカサ感と、植物から出る色合いから、何も説明しなくとも相手の方も感じ取るものがあるのだと思います。
時期は過ぎましたが、来年、青柿がなった頃に、数個なら誰にでもできるので、試してみると楽しいかと思います。
工芸品の様に材料を多くしてやると大変ですが、小さくなら誰でも楽しめると思いますので、ぜひお試しください!
3、4年経つ柿渋液から、今年の物まであります。
渋柿を青いうちから貰ってきて、砕き、灰水の上水に漬け腐らせ、果実部分を濾してペットボトルに入れ
日々振っては、空理を入れ替えて保存しています。
最初の一番良い液は残りわずか。
今年のものは渋柿の木ではなかったらしく、まだクリーム色のままです。
当初、たった5個で試して作りましたが、これがものすごくてみるみる良い色に変化。
その年はどれも濃い茶色にすぐに変わりました。
豆柿でも試しましたが、黒目になりました。
今ある在庫は、一番良い時の柿渋染めです。
最初は歴史的やり方をなぞり、水で薄めて塗っては乾かし、塗っては乾かし、1日それを繰り返したら、室内で、ガラス窓に吊るしてお日様を当てました。一年当てっぱなしのものもありますが、最初から濃い液は、それ以上は濃くはなりませんでした。
逆に、液が茶色になっていなくても、数回塗り乾かし、を繰り返して吊るしておくと、だんだん良い色に変わりました。
試しに重ね塗りをやめて、原液に漬けて、乾かし、室内干しにしたこともありますが、それも色は濃くなっていきました。
ただ、自然のものと、地球の日々の気候の兼ね合いもあり、こうだから、こうなる、という定義はつけにくいとは思います。
そこが面白いのですけれど。
ロウ引き染め和紙との相性がイマイチな気がしてあまり使いませんが、
お礼返しの包み紙として贈ると、いつも喜ばれます。
カサカサ感と、植物から出る色合いから、何も説明しなくとも相手の方も感じ取るものがあるのだと思います。
時期は過ぎましたが、来年、青柿がなった頃に、数個なら誰にでもできるので、試してみると楽しいかと思います。
工芸品の様に材料を多くしてやると大変ですが、小さくなら誰でも楽しめると思いますので、ぜひお試しください!