私どもの製品は基本的にオイルフィニッシュ(オイル仕上げ)で最終仕上げを行っております。
オイルフィニッシュとは、木の表面に油を塗ることで木の風合いを活かしたまま着色と木材の保護を行う仕上げのことです。
古来から世界中で利用されてきた仕上げ手法で、塗った油が木の内部に浸透し硬化することで木材を保護・強化し滑らかな風合いを与えるのが特徴です。
使用しているオイルはワトコオイルといってイギリスで家具や内装に昔から使用されてきたオイルで、天然素材の亜麻仁油が主成分ですので人体に害をなすことなく、ワトコオイルで仕上げた製品は小さなお子様が口に入れても安心な環境対応型の天然素材です。
【オイルフィニッシュで仕上げている理由】
①木の質感を活かした仕上げ
塗装ではなく木材に浸透して硬化するので木そのままの手触りをお楽しみいただけます。
市販の木製品はウレタンニスなどで表面をツルツルにコートしたものが多いのですが、その手触りは木ではなくプラスチックのような樹脂の質感で、木本来のあたたかみを楽しむにはオイルフィニッシュが一番です。
②被膜を作らないため木が呼吸できること
木は湿度によって膨らんだり縮んだりする特徴を持っています。
木材の表面を完全に覆ってしまうような皮膜を作りませんので、木の吸湿性を損なうことなく、湿度があるときは膨らみ、乾燥しているときは縮むといった自然な物性を保つことができ、極端な寒暖など環境の変化があっても木にストレスを与えることを抑えることができます。
このようにオイルフィニッシュは木の呼吸を妨げません。
また被膜を作らないことから、塗装仕上げのように塗装の被膜がはげるといったこともありません。
表面の強度はあくまで木の強度です。
③使い込むことによって出る独特の風合い
よく使い込まれた木製品は深みのある光沢と独特の滑らかな質感が伴ってくるものです。
オイルフィニッシュで仕上げられた木製品は長年手で触れられることで磨かれ、次第に使い込まれた存在感を放つようになります。
私どもの製品は長年愛用頂けることで使い込んだ質感が得られることを考えて製品を製作しておりますので、すぐに失われる新品無垢のきれいさではなく、使い込んでいくにしたがって得られる変化をぜひ楽しんでいただければと考えております。
特にウッドナチュラル色は新品状態では薄く黄色がかった白木のようなカラーですが、経年変化でしだいにあめ色に変化していきますので、使い込んだ感をより実感いただけるカラーです。
【お選びいただけるカラーについて】
ワトコ社のラインナップでは全8色のカラーが用意されておりますが、私どもが普段使っているものは以下の3色です。
W-01 ナチュラル(ウッドナチュラル)
W-08 チェリー
W-10 エボニー
これは、使用している素材(パイン材/SPF材)との相性がよく使用に適しているカラーを選択した結果この3種に絞り込んだのですが、ご希望であれば他のカラーをお選びいただくこともできます。
その場合常備していないカラーを購入することになるため+500~の1000円のカスタム代を頂くことになります。
【オイルフィニッシュ製品についての注意点】
① 染まる濃淡は素材次第
オイルは木材に浸透することで着色を行いますので、木の密度や木種の違いによって染まる濃さが異なってきます。
また節などの密度が高い部分は染まりにくく、特にエボニーのような濃色系では木目のコントラストが強く出る傾向があります。
これは木の個性によるものとお考え下さい。
②液体の染み込み
木の表面には細かい組織の孔が多数ありますが、オイルフィニッシュを行った後もこれは同じです。
従って、コーヒーのような色がついた液体をこぼしたまま放置するとシミになって残ってしまうことがありますので、液体をこぼした時はよく絞った布ですぐにふき取ってください。
なお染み込みにくくする方法としては、ワックス施工が有効です。
ただワックス施工も万能ではありませんので、使用している過程で着いた染みも年輪としてお使い頂ければ、いずれ使い込んだ風合いが出る頃にはおおむね気にならなくなっているかと存じます。
蜜蝋ワックス施工のオプションはこちら:
https://minne.com/items/16652251
③お手入れ
普段のお手入れにはシリコンスプレーをお勧めします。
シリコンスプレーは潤滑剤として300円くらいで販売されているものですが、これは木の表面を保護するのに大変有用で、軽く表面にひと吹きして乾いた布で拭き上げることでさらっとした質感がよみがえり、ほこりや汚れがつきにくくなります。
私どもの製品は基本的にオイルフィニッシュ(オイル仕上げ)で最終仕上げを行っております。
オイルフィニッシュとは、木の表面に油を塗ることで木の風合いを活かしたまま着色と木材の保護を行う仕上げのことです。
古来から世界中で利用されてきた仕上げ手法で、塗った油が木の内部に浸透し硬化することで木材を保護・強化し滑らかな風合いを与えるのが特徴です。
使用しているオイルはワトコオイルといってイギリスで家具や内装に昔から使用されてきたオイルで、天然素材の亜麻仁油が主成分ですので人体に害をなすことなく、ワトコオイルで仕上げた製品は小さなお子様が口に入れても安心な環境対応型の天然素材です。
【オイルフィニッシュで仕上げている理由】
①木の質感を活かした仕上げ
塗装ではなく木材に浸透して硬化するので木そのままの手触りをお楽しみいただけます。
市販の木製品はウレタンニスなどで表面をツルツルにコートしたものが多いのですが、その手触りは木ではなくプラスチックのような樹脂の質感で、木本来のあたたかみを楽しむにはオイルフィニッシュが一番です。
②被膜を作らないため木が呼吸できること
木は湿度によって膨らんだり縮んだりする特徴を持っています。
木材の表面を完全に覆ってしまうような皮膜を作りませんので、木の吸湿性を損なうことなく、湿度があるときは膨らみ、乾燥しているときは縮むといった自然な物性を保つことができ、極端な寒暖など環境の変化があっても木にストレスを与えることを抑えることができます。
このようにオイルフィニッシュは木の呼吸を妨げません。
また被膜を作らないことから、塗装仕上げのように塗装の被膜がはげるといったこともありません。
表面の強度はあくまで木の強度です。
③使い込むことによって出る独特の風合い
よく使い込まれた木製品は深みのある光沢と独特の滑らかな質感が伴ってくるものです。
オイルフィニッシュで仕上げられた木製品は長年手で触れられることで磨かれ、次第に使い込まれた存在感を放つようになります。
私どもの製品は長年愛用頂けることで使い込んだ質感が得られることを考えて製品を製作しておりますので、すぐに失われる新品無垢のきれいさではなく、使い込んでいくにしたがって得られる変化をぜひ楽しんでいただければと考えております。
特にウッドナチュラル色は新品状態では薄く黄色がかった白木のようなカラーですが、経年変化でしだいにあめ色に変化していきますので、使い込んだ感をより実感いただけるカラーです。
【お選びいただけるカラーについて】
ワトコ社のラインナップでは全8色のカラーが用意されておりますが、私どもが普段使っているものは以下の3色です。
W-01 ナチュラル(ウッドナチュラル)
W-08 チェリー
W-10 エボニー
これは、使用している素材(パイン材/SPF材)との相性がよく使用に適しているカラーを選択した結果この3種に絞り込んだのですが、ご希望であれば他のカラーをお選びいただくこともできます。
その場合常備していないカラーを購入することになるため+500~の1000円のカスタム代を頂くことになります。
【オイルフィニッシュ製品についての注意点】
① 染まる濃淡は素材次第
オイルは木材に浸透することで着色を行いますので、木の密度や木種の違いによって染まる濃さが異なってきます。
また節などの密度が高い部分は染まりにくく、特にエボニーのような濃色系では木目のコントラストが強く出る傾向があります。
これは木の個性によるものとお考え下さい。
②液体の染み込み
木の表面には細かい組織の孔が多数ありますが、オイルフィニッシュを行った後もこれは同じです。
従って、コーヒーのような色がついた液体をこぼしたまま放置するとシミになって残ってしまうことがありますので、液体をこぼした時はよく絞った布ですぐにふき取ってください。
なお染み込みにくくする方法としては、ワックス施工が有効です。
ただワックス施工も万能ではありませんので、使用している過程で着いた染みも年輪としてお使い頂ければ、いずれ使い込んだ風合いが出る頃にはおおむね気にならなくなっているかと存じます。
蜜蝋ワックス施工のオプションはこちら:
https://minne.com/items/16652251
③お手入れ
普段のお手入れにはシリコンスプレーをお勧めします。
シリコンスプレーは潤滑剤として300円くらいで販売されているものですが、これは木の表面を保護するのに大変有用で、軽く表面にひと吹きして乾いた布で拭き上げることでさらっとした質感がよみがえり、ほこりや汚れがつきにくくなります。