希少なローズウッドで作られたヴィクトリアンワットノット【fo232】

横幅:800　奥行:255　高さ:1290　mm 材質:ローズウッド　年代:1880年代　輸入:イギリス イギリス・レイトビクトリアン期に作られたワットノット。ワットノット(What not)とは装飾品等を置いておくための飾り棚のことを指し、用途上非常にハイクオリティなデザイン・材質が採用されていました。こちらのワットノットに関しても一見して分かるような非常に優雅な佇まいをしており、ヴィクトリア時代の貴族が調度品を飾るのにコレクションしていたというのも頷ける美しさです。更にこちらの特筆すべき点は、“木の宝石”とも呼ばれるブラジリアンローズウッドの総無垢材で作られているという事です。力強くうねる黒縞と美しい赤褐色が特徴のブラジリアンローズウッドですが、今現在では絶滅危惧種に指定され輸出入に非常に厳しい規制がかけられて入手困難となっています。それゆえにローズウッドが使われる場合はそのほとんどが薄くスライスした状態で出回り、それを化粧張りするという手法が主流となっている中無垢材のまま使われているという贅沢さ。お気に入りのアイテムがさらに輝きを増すこと間違いなしのワットノットです。 入荷時の状態としては各棚板を繋ぐジョイント部分が緩んだりガタついたり、棚板の化粧張りの状態がやや劣化していたりとの経年によるダメージはありました。それらを全て解体し、再度固定・締め直しメンテナンスを行っております。その際に各パーツをつなぐジョイント部の劣化が進んでおりましたので、真鍮パーツを製作して補強しております。全てのパーツを丁寧にサンディングした後に再塗装致しましたので非常に美しく仕上がりました。アンティークとしての価値と実用性を兼ね備えた逸品です。 取扱ショップ ──────────────── 本商品の取扱ショップはANTIQUE LEAVES加盟店の、滋賀県【Parthenon(パルテノン)】です。