潮風がふわりと吹き抜ける、小さな駅の乗降場
「ふー、今日も暑いねえ......君も、アイス食べる?」
遠くから聞こえてくる、蝉の声と、子どもたちの笑い声。
「......いいよねぇ、夏。」
すっかり溶けかけて今にも崩れ落ちそうなアイスを見つめながら、駅員は尻尾をぱたぱた揺らす。
汽笛が、遠くでひとつ、ぼうっと鳴った。
やがて、小さな列車が、のんびりと、ゆっくりと、ホームに滑り込んで来る。
手に持ったアイスをそっと隠しながら、駅員は帽子を被り直し、胸を張って列車を迎える。
「小さな海駅でーす!降りる方は、お忘れ物のないように〜!」
「季節を巡る七十二候鉄道、暑さをはらんでジリジリと待つ夏へ向けて、まもなく発車いたします!この列車は立夏緩行から小満、芒種、夏至、小暑を経て大暑緩行へと続きます。各緩行はそれぞれ初候、次候、末候の三つの駅に停まります。強い日差しが照りつけ、自然の生命が満ち溢れる、眩しく鮮烈な季節を走り抜ける旅。思い出の作り忘れがないよう、思い切りお楽しみください!」
***
切符のようなミニカードとイラストカードと時刻表のセットです。
切符風のカードはちょっとしたメッセージを書いたり、ノートにコラージュしたり
楽しく使ってもらえると思います!
切符風カードと時刻表に記載されているのは、一年間を72等分し季節の変化を短い言葉で表した七十二候のうちの、夏に区分される18項目を参考とした架空の駅名です。
☆セット内容☆
イラストカード(はがきサイズ)『夏の駅』 1枚 クラフト紙
時刻表 1枚 古紙再生紙やしま
切符風カード 18枚
潮風がふわりと吹き抜ける、小さな駅の乗降場
「ふー、今日も暑いねえ......君も、アイス食べる?」
遠くから聞こえてくる、蝉の声と、子どもたちの笑い声。
「......いいよねぇ、夏。」
すっかり溶けかけて今にも崩れ落ちそうなアイスを見つめながら、駅員は尻尾をぱたぱた揺らす。
汽笛が、遠くでひとつ、ぼうっと鳴った。
やがて、小さな列車が、のんびりと、ゆっくりと、ホームに滑り込んで来る。
手に持ったアイスをそっと隠しながら、駅員は帽子を被り直し、胸を張って列車を迎える。
「小さな海駅でーす!降りる方は、お忘れ物のないように〜!」
「季節を巡る七十二候鉄道、暑さをはらんでジリジリと待つ夏へ向けて、まもなく発車いたします!この列車は立夏緩行から小満、芒種、夏至、小暑を経て大暑緩行へと続きます。各緩行はそれぞれ初候、次候、末候の三つの駅に停まります。強い日差しが照りつけ、自然の生命が満ち溢れる、眩しく鮮烈な季節を走り抜ける旅。思い出の作り忘れがないよう、思い切りお楽しみください!」
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切符のようなミニカードとイラストカードと時刻表のセットです。
切符風のカードはちょっとしたメッセージを書いたり、ノートにコラージュしたり
楽しく使ってもらえると思います!
切符風カードと時刻表に記載されているのは、一年間を72等分し季節の変化を短い言葉で表した七十二候のうちの、夏に区分される18項目を参考とした架空の駅名です。
☆セット内容☆
イラストカード(はがきサイズ)『夏の駅』 1枚 クラフト紙
時刻表 1枚 古紙再生紙やしま
切符風カード 18枚