【マグネットが見えない羽織紐】白露-SHIRATSUYU-

クリスタルパールで作った艷やかな羽織紐です。 羽織を着ている時、羽織紐をちょっと外したいシーンはありませんか？ そんな時はマグネット式の羽織紐だと一瞬で外すことが出来、またすぐに装着し直すことが出来て便利なのですが、マグネット金具が露出していると何だか垢抜けないなぁと感じていました…。 そこで、キラキラのクリスタルビーズで金具を包み、むしろコーディネートのポイントとして視線がとまるデザインを考えました。 衿に小さな輪(乳(ち))のある羽織にはクリップを外して留め具(カニカン)を直接付けてご使用頂けます。 また、和装洋装問わず、ストールクリップとしてもお使いいただけます。 ALLクリスタルビーズで作成した別バージョンもございます(写真８枚目)。 「白露(しらつゆ)」とは、草の葉の上に乗って光っている露、水滴のことです。秋の季語でもあり、きらきらと輝く露の美しさを表しています。 百人一首に「白露（しらつゆ）に　風の吹きしく　秋の野は　つらぬき留めぬ　玉ぞ散りける」という句があります。平安時代の人々は、いくつもの真珠に穴を開け糸に通してアクセサリーとして大切にしていたそうです。この句は風に吹き散らされていく草の露を、真珠のネックレスの糸がほどけて飛び散った様子に見立てており、儚い美しさを感じます。