原文
双六の上手といひし人に、その手立てを
問ひ侍(はべ)りしかば、「勝たむと
打つべからず。負けじと打つべきなり。
いづれの手かとく負けぬべきと案じて、
その手を使うはずして、一目なりとも
遅く負けくべき手につくべし」と言ふ。
道を知れる教へ、身を修め、国を保たむ
道も、またしかなり。
訳
自分の平常心を堅持するために、守備に
徹して相手のあせりを誘うほうが得策
だというのだ。
あらゆる成功は、厳正な自己管理に
よってもたされるということ。
『双六の上手』を画仙紙のハガキに書きました。
ポストカードに利用されたり、リビングなどに
飾って一家団欒を♪
原文
双六の上手といひし人に、その手立てを
問ひ侍(はべ)りしかば、「勝たむと
打つべからず。負けじと打つべきなり。
いづれの手かとく負けぬべきと案じて、
その手を使うはずして、一目なりとも
遅く負けくべき手につくべし」と言ふ。
道を知れる教へ、身を修め、国を保たむ
道も、またしかなり。
訳
自分の平常心を堅持するために、守備に
徹して相手のあせりを誘うほうが得策
だというのだ。
あらゆる成功は、厳正な自己管理に
よってもたされるということ。
『双六の上手』を画仙紙のハガキに書きました。
ポストカードに利用されたり、リビングなどに
飾って一家団欒を♪