原文
蟻のごとくに集まりて、東西に急ぎ、南北に走る。
高きあり、賤しきあり、老いたるあり、若きあり。
行く所あり、帰る家あり。夕べに寝ねて、朝に起く。
営むところ何事ぞや。生をむさぼり利を求めて止む
時なし。
身を養ひて何事をか待つ。期するところ・・・
(徒然草 第74段)
訳
人間が、この都に集まって、蟻のように、
東西南北にあくせく走り回っている。
その中には、地位の高い人や低い人、年老いた人や
若い人が混じっている。それぞれ、働きに行く所が
あり、帰る家がある。帰れば、夜寝て、朝起きて、
また仕事に出る。このようにあくせくと働いて、
いったい何が目的なのか。要するに、おのれの
生命に執着し、利益を追い求めて、とどまることが
ないのだ。
このように、利己と保身に明け暮れて、何を期待
しようというのか。何も期待できやしない。
待ち受けているのは・・・
「蟻のごとくに」を画仙紙のハガキに
書きました。
プレゼントやあなたのお部屋などに
飾ってくださいね♪
原文
蟻のごとくに集まりて、東西に急ぎ、南北に走る。
高きあり、賤しきあり、老いたるあり、若きあり。
行く所あり、帰る家あり。夕べに寝ねて、朝に起く。
営むところ何事ぞや。生をむさぼり利を求めて止む
時なし。
身を養ひて何事をか待つ。期するところ・・・
(徒然草 第74段)
訳
人間が、この都に集まって、蟻のように、
東西南北にあくせく走り回っている。
その中には、地位の高い人や低い人、年老いた人や
若い人が混じっている。それぞれ、働きに行く所が
あり、帰る家がある。帰れば、夜寝て、朝起きて、
また仕事に出る。このようにあくせくと働いて、
いったい何が目的なのか。要するに、おのれの
生命に執着し、利益を追い求めて、とどまることが
ないのだ。
このように、利己と保身に明け暮れて、何を期待
しようというのか。何も期待できやしない。
待ち受けているのは・・・
「蟻のごとくに」を画仙紙のハガキに
書きました。
プレゼントやあなたのお部屋などに
飾ってくださいね♪