パーテーション型什器

地元のクリエータ様のリクエストで制作したものです。布の作品やアクセサリをメインで制作されている方がお使いになるので、フックの数と折り畳める以外はお任せの仕事でした。 イメージは「アトリエの片隅にある衝立」 また屋外に持ち出せるよう、木製の取っ手と簡単確実に折り畳めるようプルダウン　ドローラッチいわゆるパッチン錠でロックができるようにしてあります。全体のウェザリング（経年劣化の様子）はフランス　アルル地方で制作から15年8か月が経過したものを想定しました。 画家が使っていたことを想定して、絵の具がついたような汚しや経年劣化で足元の部分が白く色抜けしたような汚しを再現。こちらはないものも選択できますのでご注文時にメッセージでお知らせください。 木部はオイル塗装して乾かないうちにサンドペーパーで研ぐことを繰り返し、しっとりとした艶の木肌になっています。 ご注文いただいたご本人はもとより、その他の作家様にも「ここまで凝ったものは見たことがない」と大変評判となりました。納品後もとても大切にお使いいただいております。 見た目は華奢な印象がありますが、接合部に工夫を凝らしかなり丈夫になっております。その強度は、強風で煽られたテントごと一回転しても無傷だったことが証明しています。 主材:パイン材（ロシア産若しくはカナダ産）丁番　取っ手のビス（鉄）フック（真鍮）いずれもブラス（錆）処理　ビス（鉄）ノンブラス 仕上げ：基本的にオイル仕上げ