加賀ゆびぬきや小さなてまりを作ると、絹糸がどうしても短い長さで残ります。
元々、加賀ゆびぬきは加賀友禅のお針子さんたちが、余った絹糸を大切に保管しておいたものを
お正月休みに、次の一年で使う仕事道具としてゆびぬきとして仕立てたものです**
昔から大切に使われていた絹糸、今では着物を仕立てる以外の使い道も増え
最初からゆびぬきやてまりを作成するために買うことができ、
さまざまな色のものを使用することができますが、
それでも残った糸を簡単に捨てることはできません。
そこで、10cm以上の長さで残った絹糸をクロスステッチに使用し、
和模様のブローチを作成してみました♪
絹糸はすべりが良いのでクロスステッチに使用するのは大変でしたが、
偶然残った糸たちの集まりで、おもしろい表情の作品が出来上がりました。
それでも残ってしまった糸は、てまりの土台を作るときに、中に入れています☆
残った絹糸で作成したブローチ、作品ページに掲載しています。
ご覧いただけると嬉しいです。