オオキンケイギク染

オオキンケイギク染

5月から7月にかけて黄色の花がさくオオキンケイギク(大金鶏菊)。 毎年染料ガーデンの隅に咲いているので、気にせず楽しんでいました。 昨年オオキンケイギクが特定外来生物に指定されていることを知り、根ごと抜いて染めてみました。 それなのに今年も、また花が咲きました。 宿根草なので少しでも根が残っていると、また育ちます。 やはり特定外来生物に指定されているだけあって、とても生命力の強い植物ですね。 今年も抜いて染めてみました。 黄色のきれいな色に染まって、染料としては優秀なんですが。 写真は銅媒染のシルク糸です。 元々1880年代にアメリカから入ってきた植物で、河川などの緑化に使われてきたそうです。 やはり強い植物なので、日本の在来種に悪影響を与える恐れから2006年に特定外来生物に指定されたそうです。 個人の方が栽培、販売などした場合、3年以下の懲役、または300万円の罰金だそうです。 皆さんお気をつけ下さい。 最近私の住む街の市報にも駆除のお願いが掲載されていました。 全国的に増え続けているんですね。 キバナコスモスと花は似ていますが葉の形が違うので、そこが目印ですね。 みつけたら、根ごと抜いて、花、葉、茎で草木染をしてみましょう。

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