今年3つ目の壁画アートのご依頼は、
神奈川県二宮町の個人宅に描かせていただきました。
近隣には中学校があり、学生が沢山通る場所で、
幼稚園も近いため小さな子供たちにアートを楽しんで欲しい、
との思いから今回ご依頼してくださりました。
ご依頼主様は昔から二宮に住んでらっしゃり、
今も色々な活動をされており、
ご自身でもアート活動をなされております。
先日も、お隣の大磯町にある「旧吉田茂邸」にて、
作品を展示されていました。
今回は予め、これを描いて欲しいとのオーダーでした。
愛犬のマック君と、
メタノザウルスというご依頼主がされていたお仕事の中で、
工事の無事を祈る思いを込めて作られた思い出のキャラクターを描きました。
壁画を遠くから引いてみた時に絵も文字も認識し得る大きさに設定し、
全体のバランスをうまく考えた仕上がりで完成です。
今回のご依頼は1月に描いたフルサワ印刷様の壁画を見てとのことでして、
Area 8.5の概念にも大変共感いただけました。
*Area 8.5(エリア ハッテンゴ)とは?
日本を代表する浮世絵師、歌川広重の東海道五十三次で定義される8の大磯、9の小田原の間にある8.5(ハッテンゴ)。後世に繋がる素敵なことを発信していく地域の名前です。二宮町もその一部に入ります。
世代間を超えて徐々にですが、
地域にこの「エリア 8.5」が広まってきた感じがします。
微力ですが、アートを通じて、この地域を盛り上げていけたらと思っております。
余談ですが、最近様々なアーティストの方々がこのエリアに引っ越してきているらしく、いつか町に色んなアートが広がるエリアになればと願っております。
エリア8.5に行けば、色んなアートに触れ合えるようになるため、
私たちはひとつでも多くの壁画アートを描けるよう努力してまいります。