犬猫の飼い主さん困り事No1はぬけ毛の掃除

犬猫の飼い主さん困り事No1はぬけ毛の掃除

●まめにブラッシングが一番の解決● 換毛期は、春と秋。 衣替えの時期です。 犬や猫も季節に応じて、毛が抜け落ちる時期が、「換毛期」です。 犬や猫は「被毛(ひもう)」に覆われています。 オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の2種類です。 人は一つの毛穴からは基本的に1本生えています。 犬の場合は一つの毛穴から平均して7~15本の毛が生えています。 ・オーバーコート(上毛):皮膚を保護し、太い毛で長い。 ・アンダーコート(下毛):体温調整をし、密集し短毛。 換毛期があるのは、オーバーコートとアンダー コートを併せ持つダブルコート(2重構造)の犬種です。 ダブルコートの犬は、寒くなる秋ごろにアンダー コート(下毛)が生えてきて厚着状態になります。 春から夏にかけて下毛(アンダーコート)が抜けて薄毛となります。 「短毛種」と「長毛種」と分けられています。 猫の被毛 1つの毛穴から平均10~12本生えています。 毛の密度はお腹は濃く、背中はお腹の半分くらいです。 「短毛種」と「長毛種」という分け方をします。 ・猫は舌で被毛を毛つくろいする・・  グルーミングといいます。 ・死毛や毛に着いたものを飲み込んでしまう。 ・・毛玉として吐きだすまたは、排便します。  しかし、うまくできなければ、腸の中で毛玉は溜り危険です。  また、同じ個所を何度もグルーミングする行為 があるときは、皮膚などに異常が生じているのかもしれません。 日ごろから猫のグルーミングには注意が必要です。 特に換毛期の死毛の量が多いときは、丹念にブラッシングをするようにしましょう。 被毛の役割 ・体温調節 ・夏は耐暑、冬は耐寒 ・外部からの刺激から体を守る ・紫外線や雨、病原体からの保護 やはりブラッシングでのお手入れが一番です! やわらかくて密集した抜け毛は、放置しておくと絡み合い毛玉になります。 死毛をそままにしておくと、通気性が悪くなり新陳代謝に影響を与えます。 抜ける前に古い毛をブラッシングで取ることで、お掃除の手間が減ります。 愛犬や愛猫の病気予防にもなりす。 ●シャンプーについて● 抜け毛は死んだ毛なので、水分をふくむと塊になります。 そのため、しっかりブラッシングしてからの シャンプーをしたほうがあとのブラッシングが楽です。 シャンプー後のリンスは、静電気防止のためすると良いです。 よく犬猫のブラッシング後の抜け毛を溜めて、 手芸品をつくるかたがいますが、それはやめたほうがよいようです。 毛の中にいたノミ・ダニが増えていき、かなりの数に増えていくようです。 ●まとめ● ●犬猫困りごとのNo1は抜け毛の掃除。 ●換毛期は衣替えの時期 ●抜け毛は、放置しておくと絡み合い毛玉になる。 ●そのままにしとくと密になり、通気性が悪くなり代謝が 悪くなる。 ●ブラッシングをマメにすると掃除が楽。 ●犬猫の病気予防。 ●シャンプー前にしっかりブラッシング  死毛は水分を含むと塊りになる。 ●シャンプー後リンスは静電気を防ぐ。 ●ブラッシングのエチケット  ・住宅密集地は窓は閉めて行う。  ・取り除いた死毛は、袋に入れ口を結びゴミ箱へ。  ・使用したブラシは洗う。  ・掃除機やコロコロは始末しておく。 ●抜けた毛を集めていると、ノミ・ダニの巣になるので注意。 参考資料 https://www.houndcom.com/blog/archives/3399

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