【販売しているお米について】(お届けするお米の特徴)
★品種
品種は「あいちのかおり」です。岐阜県美濃地方で作られているハツシモと愛知県中山間地で作られているミネアサヒを掛け合わせて誕生したお米です。
愛知県内で生産されているお米の約4割を超え、最も多く作られている県を代表する銘柄です。
かおりの良さと程良い粘りとあまさがあり、ほかのお米に比べて大粒で冷えても硬くなりにくい特徴があり、粒立ちがしっかりしていて、さっぱりとした味がおいしいお米です。
★肥料
使用している肥料は全て有機肥料です。
化学肥料の使用は2014年に一部で中止し、2023年からは全ての田んぼで化学肥料は使用していません。現在は魚粉や植物粕を主体とした微生物発酵肥料、鶏糞などの有機肥料のみで土作りをしています。
★農薬
安心して食べていただけるよう、ふぁーまーずはっとりでは、田んぼによって次の2つの方法により米づくりをしています。
① 農薬を一切使わず、有機肥料のみ(2014年産~)で栽培
② 有機肥料のみ(2023年産~)を使い、一般的な慣行栽培より農薬を極力減らして栽培
慣行栽培では、愛知県の標準として合計16成分の農薬を使用しているところ、除草剤(3成分)1回だけで栽培しています。
★お米の管理
収穫後のお米は、玄米のまま脱酸素剤を入れて密封し、無酸素状態で冷暗所にて保管しています。そのためお米が空気に触れて品質が落ちることがなく、精米後も同様に脱酸素剤を入れ、無酸素状態にしてお届けします。
【詳しい栽培方法】
・10月の稲刈り後、速やかに鶏糞とバチルス菌を含む有機肥料を田んぼに散布してトラクターで田起こしをします。その後、翌年3月までに2~3回田起こしをします。
・3月初旬に比重1.15で種籾の塩水選を行い、浸種を始めます。
・4月初旬に種まきを行い、5月下旬の田植えまで約1ヶ月を超えて育苗します。
・5月上旬に田んぼに水を入れ、荒代かきと本代かきをします。
・田植え後、栽培期間中は深水で管理して抑草します。この深水が多くの生き物の生活の場となっています。
・農薬を使用していない田んぼでは、田植え後1ヶ月程度チェーンで除草を行い、その後は必要に応じて、人の手により草取りを行います。
・農薬を使っている田んぼでは、田植え1週間後に除草剤(3成分)を1回散布します。
・畦の除草は、イネ科の雑草を抑えるために、20cm程の高さを残して刈り払います。
・8月下旬に稲穂が出てから10月初旬まで、深水で管理して十分登熟させてからコンバインで稲刈りを行います。
・収穫した籾は、時間を掛けて低温で乾燥させた後、籾摺りを行い玄米に仕上げます。
・色彩選別機で玄米の中から斑点米などを取り除きます。
【収穫後のお米の保管について】
・玄米を入れた袋に脱酸素剤を入れて密封し無酸素状態にします。そうすることで、玄米が酸化しないようにしています。その後、冷暗所で保管します。
【注文から発送までの流れ】
・注文をいただいてから、石ぬき機を通して精米します。
・精米した白米は、再び脱酸素剤を入れて密封し、無酸素状態になったことを確認してから発送します。このため、発送まで7日間程の余裕をもって注文をお願いいたします。
・お米はゆうパックで愛知県から発送します。日付、時間指定、郵便局留めにも対応いたします。
愛知県西部(尾張地域)の木曽川下流域で、代々、米や野菜を栽培してきました。
先代からは兼業農家として、小規模ながら米作りを続けています。
以前、首都圏で暮らしている時、化学的な添加物が含まれている食品が極めて多いことに気付き、食品のもととなる農業の大切さを考えるようになりました。
多くの生き物が共生する環境を大切にして、より安心して食べられるお米を作りたいと考えています。
土作り・苗作りから、田植え・除草・水管理・刈り取り・精米・発送まで、全ての作業を家族で行っています。
[全 4作品]
[全 1件]
令和6年産 農薬を低く抑えて育てたお米(白米)【10kg】
先程受け取りました。 大切に育てられたお米を大切に頂きます。 この度はありがとうございました。