消しゴムはんこの取り扱い方についてまとめました。
【使用材料】
消しゴムはんこ専用の消しゴムを、一つ一つ手彫りで製作しています。
通常の消しゴムに比べ耐久性に優れ、1.1cmの厚みと程よい弾力により捺しやすくなっています。
【使い方】
インクをつけるときは、ハンコをパッドに強く押すとにじみの原因になるので《ポン ポン》をイメージしてつけてください。
はんこを印面を下にして紙と平行に置きます。片手は離さず、空いている指や反対の手で軽く押し付けます。この時に力をかけすぎると、線の滲みやズレにつながりますのでご注意ください。
【お手入れ】
使用後、ティッシュに何度か捺してインクを綺麗にしてください。
さらに綺麗にしたい方↓
①印面をオイルクレンジングをつけて指で優しく洗い、側面はメラニンスポンジで軽くこすります。
②一度水で洗い流し石鹸で優しく洗い、再度水で丁寧に洗い流します。
【保管】
ゴム製のため以下のことは劣化の原因となりますのでご注意ください。
①直射日光、高温下での保管
②プラスチックケースにて直接保管
③消しゴムはんこ同士をくっつけたままの保管
私は、浅いプラスチックケースにキッチンペーパーを敷き、その上にハンコ同士を離して並べて保管しています。
ケースは重ねられるので、増えてくると標本のようでワクワクします。
【インク】
①インクの種類
私が愛用しているのは《油性顔料》です。
理由としては
・着色に水彩を使用するため水でにじみにくいものであること
・ハンコについたインクを出来るだけ負担を少なく落としたい
また、インクパッドの部分は、インクの付けすぎによるにじみを防ぐために、硬いものを好んで使用しています。
新しくインクを買い換える方、はじめて選ぶ方など、ご参照いただければ幸いです。
②インクのつけ方
好みや、インクパッドによっても変わるので、ご自身にあった方法をお試しください。
⑴はんこ、インクを両手に持ち、お互いにつけ合う
⑵はんこを置き、インクを上からつける
⑶インクを置いて、はんこを上からつける
インクによって、紙だけでなく布やプラスチック、金属などにも使用することができます。
インク選びも、はんこを楽しむ上での醍醐味の一つです。ぜひ、お気に入りのはんことインク、捺す素材を見つけてください。