“AMBER NAUTILUS(アンバーノーチラス)”では、kanekomasuwoshellの作品コンセプトに基づいたアート作品や、アクセサリーなどを幅広く制作販売をしております。理科室や博物館にあるような標本を気軽にインテリアとして飾って頂けたらと考えております。
作品コンセプト
幼少のころから生物に強い関心をもち、身近な昆虫で標本を作り、そのコレクションに励んでいた。大学では窯芸を専攻し陶芸を学んだ。
しかし、「陶」による作品作りにオリジナリティを見出すことに限界を感じ、「陶」とそれ以外のものとを組み合わせることで自由な表現を目指した。
アートワークは、ある研究者が”不思議な貝殻を発見していく”という物語になぞらえて制作されている。作品は二つのシリーズで構成されている。
一つは”採集の記録”と名付けられたもの。
貝それぞれの形、模様、色のイメージによって日本での呼び名(和名)は名付けられた。焼き物で作られたリアルな貝殻の表面に、架空のイメージが施された作品は、架空のものでありながら、まるで実在するもののように見えるのである。作品では”カネコマスヲ”という貝の研究者が旅をしつつ、珍しい貝殻を探し、その標本をトランクに模した標本箱に、採集の記録とともに収めたもの、となっている。標本箱の中のサンゴなどのオブジェも、全て焼き物で作られている。トランクも、板の状態から切り出して創られたものとなっている。側に添えられたパネルには、その貝についての生態、名前の由来が掲載されており文章もすべて創作となっている。
二つ目は、”石化(ミネラリゼイション)”と名付けたものである。
アンモナイトの化石が宝石化して”アンモライト”となることに着想を得ている。貝殻の化石から鉱物のクラスターが発生したイメージを標本化したものである。
これらの作品のテーマは「時間」。架空の貝殻の博物標本によって、研究者が費やした膨大な時間を表現することを目指したものである。また、一方で素材をわざと古く見せることで、過去から現代への時間の経過をアートワークとして表現している。
研究のために費やした膨大な時間の経過を表現することで、日々の生活に追われて、慌しく暮らしている現代の私たちに、「本当に幸せな時間の過ごし方とは何か」を問う作品となっている。
作品に使われている、貝殻、サンゴ、海藻、フジツボ、鉱物、などの標本は、全て陶器を素材としている。下絵、上絵、焼き締めなどの技法を駆使することで、それぞれの持つ細密でリアルな造形美の再現を目指している。
主な展示に1992年トーキョーアーバナートコンペティション#1(東京)2016、2019年枕崎国際芸術賞展(鹿児島)、2019年宇都宮美術の現在展(栃木)2022福島ビエンナーレ(福島)など
●模型作りが好き
ガンプラにはまりました。車、オートバイ、戦艦、戦車、御城とあらゆるプラモデルを作りました。装甲騎兵ボトムズ、戦闘メカザブングル、等のアナログ感の強い造形に魅了されました。
●理科室が好き
ホルマリン漬けの標本や、整然と並んだ実験器具。窓辺で飼育されている小動物。工作好きが高じて美術の道に進みましたが本当は美術館よりも博物館が好き。
●古いものが好き
永年使われることで色合いが変わり傷もついてゆく。木材、レザー、金属、ガラスそして陶器。そんな昔からある素材が好きです。
[全 20作品]
[全 2件]
丁寧で素敵なレビューをありがとうございます。 無事にお手元にお届けでき安心いたしました。 気に入って頂けてほんとに嬉しいです。また、お気遣いありがとうございます。 ショップの方は、少しずつレパートリーを増やしてゆきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。 幻想標本AMBER NAUTILUS カネコマスヲ
レビューいただきありがとうございます! 無事にお届けでき、喜んでいただけて本当に嬉しいです。 アンバーノーチラスの作品で暑い夏を乗り切って頂けたら幸いです :あはは:
【驚異の小部屋 作品集】
昨日無事に届きました。今回は素敵な作品集をありがとうございました。こう言う貝とか鉱石の作品、大好きです🎶それぞれの貝を一つ一つトランクに入れて詰められた作品達は構図がオシャレだったし、見ているだけで、ワクワクしてくるような気がして、とっても楽しめました✨これからも無理をせずに頑張って下さい。