ご自宅でも、写真スタジオでも
可愛いお子様の写真を撮る事はとても
ワクワクした時間になると思います。
実は私kouran、撮影スタジオに勤務
していた経験があり、
命名書をお持ち込みになってお宮参りや
お食い初めの撮影をされるご家族にも
沢山お会いして来ました。
今回は命名書作家と元スタジオ勤務の
2つの視点で、巷ではあまり書かれない
豆知識を1つご紹介させて頂きます。^ ^
それは
撮影に行く前に、命名書のフレームのカバー
(アクリル板・ガラス板)を外しておく事。
実はこれ、地味に大切なのです。
フレームのアクリル板やガラス板は、
スタジオ照明や自然光を反射する為、
カメラマンは思惑通りの撮影が行えなく
なってしまいます。
本来なら素敵な構図の写真が撮れる
はずなのに、反射が原因で仕方なく
そのアングルからの撮影を諦める…
と言うのも、折角のプロ撮影なのに
残念な話です。
そこで、撮影前に
命名書に付いているアクリル板やガラス板は
「外してもらえますか?」とお客様にお願い
する事が殆どとなります。
また、
フレームからカバーを外す作業も
スタジオのスタッフが慣れないお客様の
私物を扱い、万一破損でもしてしまったら
謝罪だけでは済まない事もあります。
その為、お客様ご自身で行って頂く
…と言うスタジオも少なくありません。
この様な訳で
突然スタジオからこんな依頼をされ
道具もないまま、素手で苦戦しながら
フレームを開くお父様・お母様が
かなりいらっしゃいました。
当方の無料フレームも素手で開ける事は
できますが…爪を傷め、力を込めた
指先にもかなり痛みが来ます。
また、撮影前の急な依頼の為
焦ってケガをされる恐れもございます。
せっかくの記念撮影で慌てない為にも
撮影の日だけは、ぜひご自宅で命名書の
カバーを外してからスタジオへお持ち込み
下さい。
あまり書かれていない些細な情報ですが、
撮影が滞りなく、楽しく行える一助と
なれば幸いです。^ ^