星空のくまさんのおはなし

星空のくまさんのおはなし

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Chapter1 〜出会いの夜〜 夏。星空のくまさんは、七夕の頃、 こんぺいとうの森にやってきました。
 お腹には、身体にはの星々が輝き、
 まるで夜空からこぼれ落ちた星のかけらのよう。 
星空のくまさんは毎晩星座のお話をしてくれます。 「あれは白鳥座でね、あの星とあの星が…」 他のくまさんたちは初めて聞くお話に興味津々。 やわらかな声に、森の仲間たちの心もふんわり灯ります。 でも、星空のくまさんと過ごせるのは ほんのわずかな間だけ。
 秋の気配が強まるころ、 くまさんは遠くの星へと帰ってしまうのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Chapter2 〜残されたきらめき〜 星空のくまさんが去る時、 小瓶に入った星のかけらをくれました。 
それはこんぺいとうの森にある 星のかけらとそっくりでした。
 「遠くの星とこんぺいとうの森は どこかでつながっているのかな?」 そのかけらを抱いて願えば、
また星空のくまさんに会えるかもしれない。 そう信じながら、森の仲間たちは
夜空を見上げ、そっと願いをかけました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ https://minne.com/items/43014093
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くまさんの相棒ʕ•ᴥ•ʔ

クマモリ
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