私が物語にこだわる理由。
子供の頃から、本を読むのが好きで、その話の中の光景を想像することが大好きでした。
でも、どんな本よりも、大好きな話がありました。
父が話してくれる物語です。
仕事で疲れているはずなのに、話を聞かせてくれて、楽しかった思い出があります。
会社を辞めて、自分らしいものづくりがしたい。
自分らしい、ものづくりって何だろう。
自分の中の軸には、必ず『物語』があります。
思い返すと、父の物語は何であんなに面白かったのかな。
それは、純粋に、人を喜ばせたい。
純粋に、人を笑わすのが好き。
そんな気持ちがあるからだと、今、一つ一つの作品を作りながら感じています。
自分のために頑張れる力より、誰かを想うことでより湧いてくる力は、必ずあります。
父が私を喜ばせてくれるよう、私も回りの人に温かい気持ちを伝えていきたい。
『人生は、喜ばせごっこ』。
大好きな言葉の一つです。