ハンドメイドの原点。

最近、ハンドメイドの原点について考えました。 例えば、子供が親に肩叩き券を作ったり。 例えば、親に似顔絵を書いたり。 子供を思って、ご飯を作ったり。 大切な人のことを想って、食事を作ったり。 例えそれが、既製のもののように上手くなくても。 それでも、貰った人の心が温もるのは、 物の上手さ、下手さは関係なく、 『そのもの、そのことに、人の手のぬくもり』が、添えられているからだと。 時間が経ち、色褪せても、形が崩れても置いておくのは、そこに、既製のものでは代わりがきかない、大切な想いがあるからだと。 そう思っています。 そして、それがハンドメイドの原点となる想いや、価値なのではないかと考えています。 日々を『こなす』のではなく、『原点』を振り替えること。 何かを続ける覚悟を持とうとしたとき、 大切なのは、『原点』『初心』を持ち続けることだと信じています。 そして、『誰かを想う』気持ちを持ち続けること。 『ハンドメイド』という言葉の意味を、価値を、自分自身に問いかけながら、作品と向き合いたいと思っています。

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布小物作家 ~紡いだ物語を作品に添えて~

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