大昔、まだ布が大変高価で一般庶民は肌触りが硬い麻布が主流だった時代。
綿や絹と言った「高価な布」はハギレを集めて破れたところをツギハギしながら着ていました。
時代が流れ、当時の創意工夫と時間の積み重ねで作られたツギハギだらけ衣服は「きれいなもの」が当たり前になった現代では作られることのない芸術品と言われるまでになりました。
それを私は畏敬の念を込めて「ボロ」と言っています。
ボロだけどボロボロじゃない、きたない見た目だけど汚くない
そんな衣服がこれからのトレンドになる・・・・と面白いなと思います。