私は日課として毎日30個、ひと月で約1000個のくるみを割っていますが、
その開け方を紹介します。
鬼くるみ・姫くるみは基本、刃の付いたくるみ割り器でないと割れません。(画像①)
(画像の②は①に付属していたほじくるみん。だいたいセットで¥2000~¥3000くらい)
くるみ割り人形的な割り器は、割れやすい信州くるみやカリフォルニアくるみ用です。
ただし、あまり知られていませんが、
くるみをいきなりくるみ割り器で割ろうとしても、
なかなかうまく割れません。(鬼くるみ・姫くるみの場合)
割れたとしても、殻や実が飛び散ってしまいます。
以下のように一度、炒ったほうがキレイに割れますし、
温められたおかげで実もひと固まりになり、取り出しやすくなります。
さらに殻もパカッとキレイに割れますので、
割った後の殻も何かに再利用できますよ。
※用意するもの
・フライパン
(ただしくるみを炒るとコーティングが剝がれやすいので、
いまお使いのお気に入りのものはオススメしません。
100円ショップで安物のコーティングなしのフライパンや
スキレットを購入されることをオススメします。
私はダイソーのスキレットM(¥330)を使っています)
・パテべら(画像の③)
(私が使っているのはコメリで購入した¥200~300のもの。
バターナイフ、清潔なマイナスドライバーで代用可。)
・千枚通し(画僧の④)
(私が使っている物はダイソーで100円で購入したもの。)
・軍手(あれば冷ます手間が不要)
・包丁・木づち・まな板(うまくいかない場合)
・ガスコンロかホットプレート(電気コンロ)
①食べる前日の夜に、翌日食べるだけ水に浸けておきます。
(私も最初はわざわざ水に浸けるの?っていう感じだったんですが、
30分より1時間、1時間より3時間、3時間より6時間浸けたほうが
開けやすくなることは確かです。)逆に1日以上浸けておきますと、
開けたときに中身も湿っている場合が多く、12時間前がベストです。
②ガスコンロで弱火で炒ります。(ホットプレートなら強火)
私は殻が焦げないように電気火鉢や電気コンロを使っていますが、
ほとんどの方は持っていないでしょう。
ちなみに電気だと20分~30分かかりますが、
ガスだと数分でパチンパチンと音がして、くるみの殻の合わせ目が開いてきます。
2~3割開いた時点で火をさらに弱め、8~9割開くまでゆすります。
③ほとんど開いたら、持てるくらいまで少し冷まして、(もしくは軍手を使用して)
くるみの殻の合わせ目にパテべらか、バターナイフ、マイナスドライバーを差し込んで、
ちょこっとねじります。(私はパテベラでひねって開けるのが好きです)
これで、うまくいかなければ、
まな板の上で殻の合わせ目に包丁の刃を入れて
木づちでトントンやってください。
私は、どうしても開かないときは、くるみ割り器を使いますが、
基本はパテベラで開けて、千枚通しでほじくって食べます。
なかなかコツがつかめない場合は、
youtubeに開け方の動画が多数upされているので参考にしてくださいね。