マステの読みもの⑤【大人ハンカチ】を作ったきっかけ

こんにちは、マステです。 本日はmasute worksの中でもとりわけ【特集掲載】していただくことの多いジャンル、 「大人ハンカチ」についてのエピソードをお話しします。 息子のために…がきっかけで作り始めたミニハンカチ。　 息子と一緒に自分でも使ってみて、改めて使い心地の良さを実感し、 自分の母にも使ってみてもらいたいなぁ…と思い、 大人も使えるサイズのハンカチも作ってみることにしました。 高齢の母は、筋力が弱く、指の関節も若い時のように動かないので、 そんな母でも使いやすいようなつくりを意識しました。 吸収力があるのは大前提として、 ミニハンカチと同じく薄手に仕上げることで 手に持ちやすい、折りたたみやすい、カバンやポケットに入れやすい、 顔を拭くときフェイスラインにフィットしやすい…など、 日頃、母が他の素材のハンカチで感じていた不具合を解消してあげることができました。 荷物を極力減らしたい派の私にとっても、 サコッシュや洋服のポケットにスッと入れられることは重要なポイントで、 最終的なサイズ感は「自分が使ってもノンストレス」なところで決めていきました。 絵柄に関しては、「使う人」を設定して考えていきます。 「母の日」に向けては自然と花柄になり、優しい色味になります。 自分の母の色と、夫の母の色も違います。 「自分」に向けてはとにかく自分が持ってて癒される、わくわくする、とかを大事に。 同じ絵柄で新色を出すときにも、決まってプレゼントしたい「誰か」を意識すると 自然と色が集まっていきます。 そうしていつも「誰か」を意識して作ってきた「大人ハンカチ」。 近年では、お子様を持つお客様からの 「子供とお揃いのが欲しい！」というご要望を多くいただき、 シリーズのラインナップにポップな絵柄も増えてきました。 もともとミニハンカチのデザインを考えるとき、 「子供に本気で喜んでもらえて、でも子供っぽくなりすぎず、大人も持てる可愛さ。」 をモットーに考えているので、サイズアップしても違和感はなく、 むしろ「個性的で面白いハンカチ」として、ママさんに限らず、 カワイイもの好きの「大人女子」の皆様にも喜んでいただいております。 これからもお客様からの新しいご要望にできる限りお応えしながら マステの「大人ハンカチシリーズ」をボリュームアップしていければと思っております。 そして、2024年の新柄は「母」に捧げる「ミモザのリース柄」です。 ずっとずっと温めていたモチーフ、数年の時を経て、 やっと思い通りの絵柄にすることができました。 特殊な生地を使用していることもあり、マステのハンカチはプリントではなく全て手描きです。 全体のイメージは崩さずに、でも一つ一つの模様に若干の違いは出てきます。 ある意味すべて「１点もの」の商品なのです。 まぁまたその辺の話も長くなるので(笑) 次の機会にお話しできればと思います（＾＾） ではでは、今日は最後まで読んでくださりありがとうございました。 2024/1/31