こんにちは、マステです。本日はmasute works立ち上げの原点になっているアイテム
「軽やかスタイ」についてのエピソードをお話しします。
①でお話しした、おむつ布を使った「エコで優しいおしりふき」生活が続く中、
ほどなくして、息子が“よだれマシーン”と化し、
大量にスタイが必要だ!となったとき、
真っ先にまた「おむつ布」で作ってみよう!とひらめきました。
それはうちにたまたま布があったから… から始まったのが事実なのですが(笑)
使ってみるとやはりスタイとしても便利だな!と実感したのも事実なのです!
毎日毎日息子の口から滝のように流れ出るさらさらのよだれ。
そのためただでさえこまめにスタイを取り換えざるを得ませんでしたが
どこかのテレビ番組で、「濡れたものは(菌の増殖を防ぐため)5時間以内に乾かすべし!」と知り、
むしろこまめに取り換えなきゃいけなかったんだ!と気づきました。
取り換えるだけでなく、使い終わって、洗濯するまでの間にも乾かしておかなきゃ!
それまでマステ家でも市販のいろいろな仕様のスタイを使っていましたが、
吸収力重視だったり、化学繊維が芯地に使われていたりしたものは、
使っていくうちににおいが残ったり、黒いプツプツが現れたり(ひぃ~)と、
私にはうまく使いこなせませんでした。
そもそも使ってすぐ洗濯しないのがいけないのかとも思いますが、(1日1回~2回、乾燥機なし)
そんなマステ家の生活サイクルでも清潔をキープできるスタイ、と考えた時、
たくさんの吸水力よりも乾きやすさを重視した、薄型にたどり着きました。
表地はもちろん「おむつ布」。スタイで口もとを拭くこともあるので、
このやさしい凹凸生地がやはり便利でした。(生地の良さは読みもの①参照)
ガーゼに比べて洗濯後のシワが目立ちにくいことも分かりました。
芯地は挟まず、裏地はシーチング。綿素材でありながら
芯地を入れなくても適度なハリを保ってくれるのが分かりました。
また、ガーゼやおむつ布に比べ密度のある織生地なので、水分を受け止めつつも、
衣服に水分が染み込むのをやんわりと防げたことが生地採用の決め手になりました。
こうして出来上がったマステオリジナルの「軽やかスタイ」。
気が付けば息子のスタイはすべてマステスタイに入れ替わり、
よだれが治まる3歳過ぎまでお世話になりました。
息子に作ったスタイの数は20枚以上。
日々の中で、お出かけの時に「かわいい!」と声をかけられることが多く、
いつの日からか、
「ほかの人にも使ってもらいたいなぁ」という願望が沸き上がっていきました。
しばらく息子で実用試験(笑)したのち、最初はほんの数点からでしたが、
2013年「masute works」をオープンすることになりました。
今では息子もすっかり少年となり、自分の子供のために作ることはなくなりましたが…
購入くださったお客様から、「こういうのが欲しかった!」というお声を頂き、
マステの思いが誰かと共有できたことが何よりもうれしかったので、
マステはこれからもこの「軽やかスタイ」を作り続けていきます。
ちなみに一番の売れ筋はこちら↓
https://minne.com/items/959785
なぜに猫?そんなことよりお目目どうした?!
いろいろ突っ込みどころはあると思いますが(笑)
それはまた別の機会にお話しします(^^)
ではでは、今日は最後まで読んでくださりありがとうございました。