こんにちは、マステです。本日はmasute worksの主力アイテム
「ミニハンカチ」についてのエピソードをお話しします。
作り始めたきっかけは2017年、息子が幼稚園の年少の時でした。
息子の幼稚園では、決まりとして制服や運動着のポケットに
必ずハンカチとティッシュを入れなければならなかったのですが、
私が用意していたハンカチは全てタオル地で、たたむと厚みのあるものだったので、
いつもポケットをぱんぱんに膨らまして詰め込んでいました。
私が詰める分には何とか納まるのですが、問題なのは息子が使った後。
大人でも大変なのに、小さい子供が、きれいに畳んでぴったり納める、なんて無理で、
たいていくしゃくしゃ丸めて詰め込んで、
ボールかな?ってくらいポケットをぼっこり膨らまして帰ってくる日が続きました。
みんなが使っている「外付けポケット」も提案してみましたが、息子がなぜか嫌がり、
何も対策なしのまま1年、ぽっけボッコリ生活を過ごしました。
ある時ふと、
「あれ?スタイで使っている布でちょうど良いの作ってあげればいいじゃん?」
・・・
灯台下暗しってやつでしょうか(笑)なんで今まで気づかなかったのでしょう?
思いたったら早速制作開始!
最初に作ったのは、ペロペロキャンディ、サッカーボール、野球ボール、だったかな。
四角く折りたたむのが入れ難さの一つだと考え、
三つ折りにして子供でもすっと差し込めるよう、丸型にしようと決めてました。
サイズは息子の制服のポケットを基準に決めていきました。
表地はもちろんおむつ布。
凹凸のある織生地が、汚れをふき取りやすいのは実体験済みなので、即採用!
裏面は色、柄で遊べるよう市販のダブルガーゼを採用しました。
作ってみたら思った通り本当に便利でした!
子供の手に合わせた程よいサイズで、吸水力もありながら畳んでもかさ張らない!
うまくたためずにくしゃくしゃにしてポケットに入れても膨らまない!
なにより「すっとポッケに入れやすい」のを便利に感じてくれたようで、
小学校3年の時点でも、「このサイズが入れやすいんだよね~」と言って、
いつもくしゃくしゃのままポッケに入れて帰ってきます(笑)
そんな背景があり、
ショップで売っているハンカチも、基本は変わらず、
「小さい子供の制服や洋服のポケットにスッと入れられる」サイズ感で作り続けています。
デザインに関しては、他では売ってない個性的なものを基本に、
息子が使うものは、息子の成長段階を意識して考えるようにしています。
・・・というのも、実は一つエピソードがあって…
息子は年中の時からペロペロキャンディー柄がお気に入りでしょっちゅう使ってくれていたのですが、
年長に上がったある時、不機嫌な顔で帰宅した息子が、私の顔にそのハンカチを投げつけ、
「こんなベイビーちゃんなやつをオレに持たせやがってぇえええ!!」とブチ切れ(笑)
どうやら、男の子の友達に「そんなの持って、ベイビーちゃんだな!」とからかわれたらしいのです。
それ以来幼稚園にはキャンディー柄は持っていかなくなりました。
私は、小さいながらも「男の世界」ってのがあるんだなぁと感心しました(笑)
いやいや、っていうかお母さん、気づかなくてごめんね(^^;)
それからは、男の子向けのデザインは息子にお伺いを立ててから制作するようにしています。
ちなみに最近作った息子へのハンカチはこれ。
https://minne.com/items/35590898
息子は最近流行りの、インクをぶっ放すゲーム…にはハマってないのですが(笑)
このデザインは気にってくれたようで、ちゃんと学校に持って行ってくれています。
息子に投げつけられたハンカチはこれ(笑)
https://minne.com/items/17956072
サッカーボールもまだまだ現役!
https://minne.com/items/16264586
最初はミニハンカチだけの制作でしたが、
自分でも使ってみてやはり使い心地が良く、
うちのお母さんにも使ってみてもらいたいなぁ…と思い、
大人サイズのハンカチも作ってみることにしました。
長くなりますので、それはまた別の機会にお話しします(^^)
ではでは、今日は最後まで読んでくださりありがとうございました。