Kappa

はじめまして、かっぱです。
ショップ名はかっぱ クロッシェ ピコと読みます。
クロッシェはフランス語でかぎ針編みのこと。
かぎ針で編んだレースを、とくにクロッシェレースと呼びます。
わたしはこのクロッシェレースのドイリーを中心に、かぎ針で編んだ作品を販売しています。

レース編みに興味を持ったのは3年ほど前。
蚤の市やアンティークショップに出かけると、必ず目についてしまうのがドイリーやレース編みの小物でした。
幾何学的な編み目が流動的な模様になり、一つの作品となって体をなしているドイリーに惹かれ、自分でも編んでみたいと思ったのがきっかけです。
遠く離れた海の向こうのおばあちゃんたちが一目ひと目丁寧に編んだクロッシェレースのように、長く愛されるドイリーを目指して日々作成しています。
クロッシェレースやドイリーの楽しみ方として、花瓶敷きやテーブルセンターとして使用するのはもちろんですが、個人的にはその模様をまじまじと観察するのが大好きです。

糸は植物素材として代表的なコットン（綿）を使用しており、すべて同じ糸を使用しています。
サラリとした触り心地で、季節問わずお使いいただけます。
糸の太さはだいたい1㎜くらいですが、レース編みで使用される糸の中では太めの糸です。
革製品を使い込むことでだんだん柔らかくなり、味が出てくるのと同じように、こちらも使用していくと糸やモノと擦れることで糸が少しずつほぐれ、全体が柔らかくなってきます。
フレンチアンティークのクロッシェレースのような風合いを目指しているので、基本的に糊付けはしていません。
色も真っ白ではなく、あえて温もりを感じられるアイボリーを選んでいます。
どんなテイストにもなじむシンプルな色ですが、特に木製のテーブルやラタンのカゴ、観葉植物、ドライフラワーなど、自然素材のアイテムと相性がよく、生活になじむのでこの糸を選びました。

作品はすべて作者が一つ一つ手編みをしています。
現代では機械で編んだ安価なものもあるけれど、人が手作業で編み出したリズム感や、温かみは決して再現できるものではないと思っています。

インスタグラムでは、ドイリーの実際の使用例や裏話などを投稿しています。
作業風景や息抜きに作成した小物、最新作の情報はInstagramで日々更新しています。
見ているだけで目の保養になるレース編みやドイリーの写真をたくさんアップしているので、ぜひご覧ください。
https://www.instagram.com/kappa_crochet/

かぎ針を使ったレース編みのドイリーを中心に、作品を販売しています。
昔の話になりますが、初めて編み物をしたのは小学生のころ。約20年前です。
祖母に教えてもらいながら、ポシェットを作りました。
一目一目は地道でも、徐々に大きくなり、気が付けば形になっている。自分で作り上げたというあの達成感が、何度も編みたいと思う気持ちにつながっています。
以来、編み物の魅力に引き込まれ、熱中すると手が止まらず、高校時代には1日でマフラーを1本編んでしまったことも。こつこつ編んで、成長過程を見ているのが大好きです。