*** 巾着袋類の「開き止まり」は何重にもステッチ! ***
私は、巾着袋が(1枚仕立てでも裏地ありでも)丈夫に仕上がるように
①黄色の部分を6重(3往復)に縫います
↑これで袋を何度も開け閉めする際にほつれてくることを防ぎます。
②③は6重に縫った状態です
④⑤⑥1点1点、、、開きの部分をアイロンで綺麗に縫えるよう、型を付けます。
(黄色のマルは6重に縫った場所です)
⑦アイロンで型を付けた開き口から開き止まり部分を縫う際にも、補強の意味で緑色の部分を3重(1.5往復)縫います。
(緑色のマルは3重に縫った場所です)
⑧は開き口をぐるっと縫い終わった状態です。
紐通し部分を縫い、糸処理をして、紐を通して
⑨完成です!
お客様には「1年以上洗って使用していますが ほつれることなく丈夫な作りで、重宝しています」という嬉しいお言葉を頂いています。
私自身、子供の使う給食袋や体操服袋は丈夫で長持ちするものが良いと思って作っておりますので
皆様にもできるだけ丈夫なものをお届けしたいと想っております。
今回は、シンプルでかわいい「シワになりにくいお弁当袋(ネイビーチェック)」で説明させて頂きました。
裏地ありの巾着袋の場合も、基本的にはこの工程が入っていて、更にしっかりした作りになります。
説明が分かりにくかったかもしれませんが
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます^-^