⑬東京から知床まで カブで行く10日間のバイク一人旅【7日目パート1】

⑬東京から知床まで カブで行く10日間のバイク一人旅【7日目パート1】

皆さんこんにちは♪minneやcreemaでハンドメイド作品を販売しているRE:(アールイー)です。 今回は旅7日目パート1です。前日はやって来るバイクに次々とヤエーをして、ひたすら道なりの道路を走り網走に到着。予定のキャンプ場が使用できないトラブルがありましたが無事に別のキャンプ場で、雨の中テントを設営し宿泊しました。今日はそんな女満別湖畔キャンプ場からのスタートです。 □この日記は道中に見えた風景やその時の心情を記載したものです。おすすめの観光スポットをご紹介する日記ではなく、臆病者な私が意を決して旅をした道中記です。読んで頂いた方の何かのきっかけになれば幸いです。 ※ブログアプリ「note」に写真付きで公開しています。 https://note.com/by_re/n/n5b80e55ff94d ・今日の行程 7月16日北海道網走郡大空町 女満別湖畔キャンプ場 午前6時過ぎ 人の声や足音で目が覚めました。水場やトイレに近い場所にテントを張っていたので仕方ありません。これまでのキャンプでこれほど人の気配が身近にあるのは初めてです。 今日はまず当初の目的の一つでもあった博物館「網走監獄」を見学します。その後どこかで海鮮(出来ればマグロ)を食べて、お風呂、コインランドリーで洗濯、そしてキャンプ場へ向かう予定です。キャンプ場は網走監獄から約50分、44km先の「みどり工房しゃり そよかぜキャンプ場」です。 知床もここから2時間もかからない距離ではありますが、今日は観光と身支度を整える、言わばオフ日という感じです。 コーヒーを飲んでひと息ついたところでテントの撤収です。雨はやんでいたのでテントを軽く拭きながら片付けていきます。 その途中、リスが少し先の芝生をサササッと横切って行きました。雨がやんだので出てきたのでしょうか。丸っこくて大きな尻尾が可愛いかったです。 キツネにリス、北海道は本当に動物がいます。クマに出くわす事はそうそうないとは思いますが、シカはそのうち見かける事ができるかもしれません。 そんな事を考えながら荷物を積み込んでいきます。 午前9時少し前、博物館へ向け出発です。 博物館は昨日のキャンプ予定地だった場所の近くにあり、15分〜20分くらいで到着しました。 ・網走監獄 午前9時過ぎ 北海道網走市呼人「網走監獄」 すでに20台〜30台の車が停まっていました。バイク専用駐車場にバイクを停め、受付へ向かいます。入館料が少し高いなと感じたのですが、敷地内に入って納得しました。一つの建物の中に資料を展示しているのではなく、複数の建物が広い敷地に点在しており、そこをぐるっとまわる様です。 これはかなり時間がかかりそうです。 【明治時代、ロシア帝国の南下政策に備えるため、政府としては北海道開拓は急務でした。そこで、開拓の労働力として目をつけたのが囚人でした。当時の政府内では「囚人なのだから過酷な労働をさせるのもやむを得ない。労働に耐えられず死んだとしても経費削減できるのでそれはそれで良し」と言った強硬論があり、開拓の前線に囚人を就かせる事となりました。網走監獄は網走から旭川までの163kmを開削した囚人達の監獄(刑務所)として機能していました】 北海道の開拓に屯田兵が携わっていたというのは学校で習っていましたが、そこに囚人も加わっていた事は知りませんでした。 昨日、旭川から網走まで走ったあの道はまさに囚人達が開削した道路だったのでしょう。 ・小さい頃の思い出 かなりじっくり見てまわったので出口に着いたのは入館してから2時間30分経った後でした。出口にはお土産さんがあったので少し寄ってみる事に。 昔ながらのお土産さんという感じでした。おもちゃの手錠や「網走監獄」と大きくプリントされたTシャツなどがありました。(黒の生地に赤か黄色の文字で) この時、小、中学校の修学旅行を思い出しました。その時も買ってはいなかったと思いますが、お土産さんで見かける手錠とかに惹かれた記憶があります。 今の子供達は、あの頃の私の様に惹かれたりするのでしょうか。 ・海鮮丼 午後12時頃 駐車場に戻ってきた時には車もバイクも増えていました。連休というのもあり皆さんも観光している様です。 お腹も空いてきたので近場のご飯屋に向かいます。10分くらいの走ったところのお店なのですが、移転して今はやっていませんでした。どうしようかと辺りを見るとすぐ近くに別の海鮮のお店がありました。値段は外からは分からなかったのですが思い切って入店。メニューを見ると1番安い海鮮丼で2800円。道中、コンビニのご飯で済ませて来た私にとっては高級品です。腹を括って注文します。海鮮は美味しかったのですがお米がユルく、お粥の少し手前といった柔らかさでした(酢めしではなく通常の白米)硬めのご飯が好きな私としては残念な感じです。 向かいに60代くらいの年配夫婦も同じ海鮮丼を注文していましたが、どう感じたのでしょうか。 お店を出て、気持ちも切り替えキャンプ場へ向かいます。ここからの段取りはキャンプ場へ向かいテントの設営、キャンプ道具を置いてお風呂、洗濯に向かいます。 ここからキャンプ場は50分程の距離です。 さっそくバイクを走らせます。 旅7日目パート1はここまでです。 最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに。 2023年8月21日 記 RE:(アールイー)

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クリエイター

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