⑯東京から知床まで カブで行く10日間のバイク一人旅【8日目パート2】

⑯東京から知床まで カブで行く10日間のバイク一人旅【8日目パート2】

皆さんこんにちは♪minneやcreemaでハンドメイド作品を販売しているRE:(アールイー)です。 今回は旅8日目パート2です。前回はついに知床に到着したけれど、視界が悪かったり、熊出没で行きたいスポットに行けず。そしてまさかの熊を目撃するという事態に。今回は知床五湖からのお話です。 □この日記は道中に見えた風景やその時の心情を記載したものです。おすすめの観光スポットをご紹介する日記ではなく、臆病者な私が意を決して旅をした道中記です。読んで頂いた方の何かのきっかけになれば幸いです。 ※ブログアプリ「note」に写真付きで公開しています。 https://note.com/by_re/n/n179a73b1e1b3 ・知床五湖 知床五湖入口 午前10時30分頃 熊と遭遇してから5分後、駐車場に到着しました。すでにかなりの数の車が駐車場に停まっていました。 バイクを停めて、ここからは遊歩道を歩いて見に行きます。五湖全てを見るためには有料のガイド付きツアーに参加する必要がありますが、今回は無料で通れる遊歩道から二つの湖を見に行きます。片道15分〜20分ほどの遊歩道。お客さんはそれなりにいました。霧は相変わらず晴れてくれません。 視界が良ければこの先にどんな景色があるのだろうと想像しながら写真を撮っていました。1番奥の場所に到着した時には雨が少し降り出してきました。一湖は湖と言うよりは池みたいな感じです。 羅臼岳に雲がかかっているその様は「もののけ姫」に出てくる山の様でした。おどろおどろしい感じ。これはこれで良い雰囲気です。 駐車場まで戻って来た時は雨は少しずつ強くなってきました。お土産さんを少し覗いた後に、ひとまず知床自然センターへ戻ることに。 ・決断 山の天候は変わりやすい。自然センターに着いた時にはレインウェアはびしょびしょになっていました。 ひとまず中に入って雨をしのぎます。 せっかくここまで来たから知床峠までは行きたい気持ちと、青森の峠で大変な目に遭った 記憶が私を迷わせます。 1時間以上待っていましたが雨は変わらず降っています。 残念ではあるけれど、今回は知床峠へ行くのは断念しました。こればかりは仕方ありません。自然はなる様になるだけです。 行きたい場所に行けなかった分、熊と出会えたのかもしれません。 雨が降る中、私はバイク置き場まで歩き始めます。 ・マイナスイオン 午後1時前 峠を下っていくのも危ないかなとは思いましたが、10分くらいの距離なのでここは慎重に進んでいきます。スピードを落としながら進んで町まで下りて来ました。雨も弱まってきました。行く途中に見かけたオシンコシンの滝へ寄ってみます。 駐車場に着いた時にはすでに雨はやんでいました。タイミング間違えたかなと思いましたが、山の上はまだ雨は降っていたと思います。 階段を昇って近くまで行くと水しぶきがミスト状になり全身に降り注いできます。マイナスイオンたっぷりのシャワーです。間近で見るとすごい迫力です。写真からも躍動感が伝わってきます。こんな滝が道路のすぐ横にあるのだから驚きです。 自然の力強さを目の当たりにしました。 ・キャンプ場へ 予定通りにいかず大満足とはいきませんでしたがここで知床観光は終わりにします。 残念ではありますが悔しさはありませんでした。 私は今日の出発地点であるキャンプ場へバイクを走らせます。 午後3時頃、昨日泊まったキャンプ場に到着しました。雲があるけれど少し陽が差し込んできている天気です。 管理人は昨日とは別のお爺さんでした。手続きをしながら知床へ行ったが天候が悪かった事を話すと、「この辺りから見て、どこかに雲があると知床はだいたい天候が悪い」との事でした。知床に行って晴天なのはかなり幸運な様です。 テントを設営してこれからの行程を考えていました。帰りは苫小牧からフェリーに乗ります。乗船は明後日の深夜。ここから苫小牧までは約400km、7時間の久々のロングツーリングです。途中、帯広で名物の豚丼を食べて行く事に。朝出発するとだいぶ早く着いてしまいますが、苫小牧で時間を潰そうと思います。 明日からは東京へ戻るための旅です。帰りは2日間の旅ではありますが移動距離はかなりあるので、油断せずに走ろうと思いました。夜に強めの雨が降ってきました。 雨の中、私は眠りにつきました。 旅8日目パート2はここまでです。次回は帯広を抜けて苫小牧までバイクを走らせます。 最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに。 2023年8月28日 記 RE:(アールイー)

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クリエイター

"R"eather
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