片思いの行く末（ルノルマンカード）

　こんにちは。 　アクセスしていただきまして、ありがとうございます。 　今回は、「男性目線」の「片思いの行く末」を三枚引きしてみました。 　出てきたカードは「23、ねずみ」「28、紳士」「7、蛇」です。 　過去、現在、未来のスプレッドをベースにして読んでいこうかと思います。 　 　まず、過去はどうだったのでしょう。 　ネズミがとても強欲に見えます。 　手当たり次第に食べ散らかしていて、綺麗に食べているとは言えない状態です。 　では、彼は好きな相手に対して、どういう感情をいだいていたのか。 　状況はどうだったのでしょうか。 　あまりいい感情とは言えないのか、お相手には違うパートナーがいたのかもしれません。 　無理矢理にでも奪いたいとか、お相手が傷ついても手に入れたい、そんな気持ちを持っていたように受け取れそうです。 　欲望に忠実になるあまりに、寝とってしまおうという気持ちすら湧いていたのかもしれませんね。 　実行に移すには、大それたことという感じもありますが、手を出すのも出さないのも自由だろうと考えていたのでしょう。 　過去の彼は、他力本願とか、棚ぼた的な状況で、お相手と仲良くなりたいという気持ちがあったと捉えれそうです。 　現在はどうでしょう。 　彼女を思う気持ちは、彼の中でしっかりとしたものになってきて、正攻法で進むべきと考えているようです。 　過去の気持ちや、考え方は、彼女を思うが故の暴走のようなものだった。 　と、落ち着いて自分と向き合うことによって、気持ちをしっかりと形にできたのでしょう。 　少し強引だったり、思い込みというのはあっても、早急に関係性を深めようというわけではなく、相手の意見も聞こうという気持ちも湧いてきたのでしょう。 　少し手応えも感じているかと思いますが、相手の気持ちにも沿わないと、上手くいかないことを意識されているのでしょう。 　彼は望みがあると強く信じているので、現状は上手くいっているとか、交流を深めることが出来る状態と言えそうです。 　 　過去から現在に至るまでに、自分が少し暴走気味だったことを、彼は感じているのでしょう。 　少し落ち着いて、自分の気持ちばかりではいけないと、考え直し、相手の気持ちを考えつつも、自分がリードしているとか恋が成就するだろうという手応えも感じているようです。 　しかしどうでしょうか、未来は蛇のカードが出ています。 　執着であったり、獲物を逃がさない狡猾さというのも見えてきていますよね。 　自分が支配するのが当たり前とか、自分が上の立場であるとういのを、信じて疑わない気持ちの表れでしょうか。 　彼女に固執するあまり、強引さがまた現れてしまう可能性を多大に秘めています。 　強引に言う事を聞かせるというよりは、相手を理詰めにして、頷かせるように仕向けるという感じもあります。 　肯定するしかない状態を作り上げてしまうのでしょうか。 　彼の恋の行く末は、相手にとってはあまり良いものではないでしょう。 　また彼自身にとっても、良いものとは言い難いでしょう。 　現状、相手の気持ちを考えて、意見を聞いたりなど冷静な立場にあるのに、 　このままでは自分が自分ではなくなるような、彼女が反旗を翻すような感覚を持ってしまったのでしょう。 　対立してしまうこと、意見が食い違ったままでいることは危険とみなして 　なんとしてでも、彼女を屈服させようという気持ちを持ってしまいやすいのかと思います。 　では、どうしていくといいのか。 　手放そうとしても手放せない、そんな思いを持っているのは、この蛇のカードからしても分かるかと思います。 　相手を想っているからそれでいい。 　という考えが、常に彼の中にあると言えそうです。 　どのように、していくと、相手ともっと良い関係を築いていけるのか。 　男性という立場からして、強いとか精神的にも勝っている、という気持ちが彼にはありそうです。 　常に優位に立ちたいというのもあるでしょう。 　対等では怖いというのがあるのかもしれません。 　現状、相手の気持ちなどを考えて、対等だと考えているかもしれません。 　しかし、過去を見ると、自分の方が強いという気持ちが潜在意識のなかにありそうです。 　どこかしらに男尊女卑の精神があるのかもしれませんね。 　そこをしっかりと意識してみることで、自分の問題点や、恋愛において不安を感じているものの原因が見えてきそうです。 　お相手もただただ、言われたことを鵜呑みにするような人ではないでしょう。 　一見優しそうに感じるあなたの言動の端々に、女なんだから、というあなたの心の中にあるものを感じ取っているでしょう。 　最終的には圧力をかけてしまう状況に陥りそうですが、相手よりもあなたの方が強いと考えるのはやめないと、いつかは手元から彼女は逃げ出してしまいます。 　力で抑えつけてもダメだというのを、彼は何度も体験していると言えますから、執着しすぎないことも意識していくと良いでしょう。 　彼女の情報をすべて知っておきたいというのは、異常だと思って、楽しめるものを沢山作ることが必要かも知れませんね。 　男性の方が強いという考えも、排除していくと良いでしょう。 　男女関係なく、得意不得意、向き不向きは、人それぞれと言えます。 　彼は力任せに恋愛を成就させようという節がありますが、自分がDV気質な事も意識していく方がいいでしょう。 　相手を精神的に追い詰めようとしていないかどうか、自分を俯瞰することも大事です。 　その上で、嗜虐的な感覚に捕らわれていないかも客観視していくといいでしょう。 　場合によっては、この恋愛で、カウンセリングも必要かもと、自分で感じることもあるかも知れません。 　そういう時は、思い切ってカウンセリングを受けてみるのも一つの手です。 　優劣をつける癖を見つめなおすと、相手もあなたのことをもう少し真剣に考えてくれるようになるかと思います。 　今回は、男性のご依頼という形を取って、カードを引いてみました。 　三枚だけでも、問題点や打開策、改善策などを読んでいくことも出来ます。 　引いたカードがあまり良い物ではないものだっただけに、結構厳しめの結果となりましたが 　魅力があるからこそ、お相手の女性も簡単に離れることが出来ない部分があると言えます。 　ただ、彼は独りよがりの部分も強く出ているので、押し付けてしまったり、思い込みで物事を進めたりする人とも言えそうですね。 　そういった部分は改善していくと、恋愛関係だけではなく、対人関係でも、トラブルを軽減できそうです。 　自信があることは悪い事ではありませんが、過剰に持ってしまうのは、他者の反発を生むのでその点も気を付けていくといいのかなと思います。 　こんな風に、リーディングができます。 　あくまでも一例ですし、モデルがいるわけでもなんでもないので、しっくりこない部分もあるかと思いますが 　楽しんで読んでくださった人がいたら、とても嬉しいです。